聖女として転生したけど俺、男(仮称)

@mochimochi_pm

章前

世界観設定 (※読まなくても楽しめます!)

※本編進行具合により情報が追加されていく予定です。


【登場人物】


主要人物


アネモス

主人公(肉体)

総受け

「聖女」として生を受けたはずの少年。赤ん坊の折、闇の勢力に呪いをかけられ最近まで昏睡状態にあった。アネモスの本来の魂は既に冥界へと還ったが、空っぽになってしまった体に偶然死んだばかりの「名もなき英雄」の魂が入り込んでしまった。



名もなき英雄

主人公(中身)

とある世界にて幾度となく世界を救った英雄。その英雄譚は尾鰭も含めれば無数に語られ、限りがないほど。英雄は多くの人に愛され、同時に恨まれながらも生き延び、老人となって穏やかに臨終した。

人柄は旅好きの凝り性。底抜けに明るく、またお人よし。酒を愛し未踏を友とし戦いを寝床とした。気前が良く、頼まれると断れない性格が極まっている。世界を救ったことを誇りもしているが、その過程で踏み躙った敵の怨恨も理解している。

趣味はモノづくり。



アロン

攻め1

「闇の勢力」に属する男。仮面で素顔を覆い隠し、わざと人を怒らせるような傲慢な態度や言動をとる。赤ん坊だったアネモスに呪いをかけた張本人であり、そのアネモスが目覚めたことを察知して接触を図った。

アネモスの中の魂がアネモス自身ではないことに気付き、交渉を持ちかける。

紅茶が好き。ミルクと砂糖はたっぷり派。



メノウ

攻め2

「ギルギシア帝国」皇帝の孫。父は既に逝去しており、叔父と王位継承権を争う立場にある。心身ともに母に支配され、人形のように心を閉ざしている。

アネモスの母国である、「都市国家アンドス」との交流会の際にアネモスと謁見。メノウの母が打算から二人の婚約を無理に推し進めようとしている。

現在は心を閉ざしているがその本性は非常に苛烈。一度タガが外れれば、どのような行動を取るのか予測できない危うさを持つ。

お気に入りのぬいぐるみの名前はトーマス。



ラドール

攻め3

アネモスが生を受けた「都市国家アンドス」の王子。アンドスの王位継承権は女王直系の女子にのみ与えられるため、ラドールは現在王子としてよりも騎士として教育、指導されている。

聖女であるアネモスを守護する役目を持ち、そのことに自らの存在意義を預けている節がある。アネモスを守るがために強硬な手段や思想に染まることがあり、それは深く母である女王に嗜められていた。

歌がド下手くそ。




【世界観】

マナと呼ばれる魔法エネルギーを利用した魔法が当たり前に利用される世界。対し科学技術の発展も始まっており、科学と魔法が対立することが非常に多い。



・マリスディア大陸

主人公アネモスが生を受けた大陸。生命とマナに溢れ、豊富な資源を抱える豊かな土地。様々な人種が入り乱れ、いくつかの都市国家が形成された。

この豊かな資源を巡り多くの戦乱が起きたため、幾度となく国家が興っては滅亡している。前時代の遺物がそこかしこに埋まっているため、考古学的観点から土地開発が遅々として進まない傾向にある。そのせいか文明の発展が遅れており、マリスディア大陸の者は別大陸から蛮族として揶揄されることがある。



・モースキュラ大陸

世界最大国家「ギルギシア帝国」を内包する大陸。ヒト族が多く発展した大陸であり、マナは乏しいが、火のつく水「剛炎水」などの化石燃料が非常に豊富な大陸である。

火山や地殻変動が少ない土地柄のため、非常に文明が発展している。しかし、過剰なエネルギー採掘により土地が枯れ始めており、砂漠化が進み、農業など食糧確保がままならない状況にある。食料自給率が異様に低く、多くの国家は貿易により食料問題に対処しているが、ギルギシア帝国はそれを他国を侵略することで賄おうとしている。



・都市国家アンドス

森の中に座する国家。アネモスの母国。草木や土のエネルギーに溢れた豊かな国。特産品は小麦と野菜全般。パンが美味しい。長閑な国民性だが、森の中ということもあり閉鎖的。アンドスを治める現女王は開国と土地開発を命題と考え、数々の国との交易を推し進めている。その相手には悪名高きギルギシア帝国も含まれている。



・ギルギシア帝国

モースキュラ大陸の中央に位置する巨大な国家。侵略により現在の国土を確立した。慢心が目立つが非常に勤勉かつ意欲的な国民性であり、科学技術が他の追随を許さぬほど発展している。現皇帝は強硬な侵略思想を持っており、その魔手は

マリスディア大陸にも延びようとしている。都市国家アンドスをマリスディア征服の足がかりにしようと考えている。



・闇の勢力

どの国家にも属さない第三の勢力。非常に強大なマナを有し、危険な活動を繰り返している。規模や活動目的なども明らかにされておらず、その存在すら一般人は認めていない。聖女という存在を忌み嫌い、抹殺しようと画策している。



・聖女

聖なる力を宿すと言われる女性のこと。マナが豊富な土地に生まれ、全てを救済し導くとされる。詳しいことはよくわかっていない。

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