マザコンとシスコンだった俺が同人誌みたいに母の再婚相手に取られてしまった。

第1話

父親がが事故で亡くなって、男は俺しか居なかった。

「お父さん」

「あなた、あなた」

「パパ」

悲しむ、姉と妹と母・・・俺はそんな悲しむ３人を見るのが辛くて、

俺は３人本気で愛すると決めた。

ーーー

「優って、本当にマザコンよね」

「当然だよ！！母の日だし！！」

「母の日で、まだ高校生なのに金貯めて高めの花とかガチ勢過ぎよ」

「いいだろう。大好きなんだからお母さん」

「・・・それを平気で言うんだから、ちなみに、次は妹でしょ」

「そうだよ。で次は姉でその次は、春ね」

「・・・ちゃんといいの選んでよね」

「当然！！」

俺は基本的に家族と春にしかお金を使わない。そんな使い方や、お母さんと妹と姉自慢をしまくってるせいで、クラスから変態と言われるようになった。

ーーー

そんなある日、

「いやいやいやいや、いやだよ！！」

「お願いよ。」

「嫌だよ！！俺はお母さんのこと大好きだもん、愛してるよ！！」

「・・・はぁー、ありがとう・・・でも、あなたはもう少し自分のことを考えないさいよ」

「いや、いや俺は今にすごく満足してるよ。だから再婚なんてやめて！！お母さんを取られたくないよ！！」

「別に取られる訳じゃないわよ。お母さんのままだし」

「俺とお父さん以外に異性を愛してるのが嫌なの！！」

「・・・でもね。私もそろそろ本気で・・・」

そう、俺はこうして、反対を続けていた。

だが、俺は知らなかった。すでにこの時の会話なんて意味もなく、それ所か、この時間に前までなら居たはずの姉妹が最近はほぼ居ないことに、疑問を感じてなかったことに