第2話 答えが無い!

 ものすごく有用な創作論があったとします。


 よく出来ていて本当に皆が参考にしたくなるような創作論があるとします。


 ところが皆がその創作論を参考にして作品を書くと、違った作品が出来上がると思うのですよね。



 日本語は日本人なら誰でも読み書きできると思います。


 程度の差はあれ、僕のようにIQテストで標準より低い点数を出す人でも書けちゃう部分があります。


 これって結構面白くて、誰でも出来るから作品に対して読者様から突っ込みも入れやすいのですよね。


 例えばですけど、僕はプログラムを書くのをお仕事にしていた事があるのですが、プログラムを書いてもあまり突っ込まれた事はなかったです。


 せいぜい、ちゃんと動かないと『おい、ここバグってるぞ!』と言われる感じです。


 何度も言うけど日本語って面白くて、僕の書いた企画書などは突っ込みがたくさん入るわけなんですよ。


 日本語で書かれていますからね。


 こんな事はありえないだろうけど、仮に僕こと『一宮光』が文章の世界で有名になったと仮定します。


 すると起きる現象としては、僕を模倣する人が出て来ると思うのですよね。


 そして一宮流だとか一宮文法とか名前がつけられちゃうと思うのです。


 これだって誰もが日本語を使えるから発生する現象なんだと思います。


 とっても面白くて興味深いです。


 例えば僕は一時期、某動画サイトで『踊ってみた』とか『歌ってみた』のような動画にハマって見ていた時期があります。


 彼らの踊りはエネルギッシュで、歌声は僕を魅了しました。


 でも彼らを真似しようとは思わなかったのです。


 やる前から『無理』って分かっていたからなんですよね。


 今ではみんなの目の前には小説投稿サイトがあり、たくさんの日本語が並んでいます。


 読むのも書くのも自由な上に、プログラムのように難解でもありません。


 ライトノベルを中心に読むなら、だれでも読めちゃうと思うのです。


 この文章の世界に飛び込みたいって思うのは、何かしら創作意欲がある方にとっては、絶好の場所だと思うのです。


 書籍化されるかどうかや、賞をとれるかどうかは置いておきます。


 ここはみんなが遊べる楽しい場所だと思うので、みんなで楽しもうぜって言うススメです。



作戦「誰でも楽しめる! 楽しまなきゃ損損」

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