化物祓い

昔から、一人だった。

たぶん、みんなが思うような一人ではなかったとは思う。けど、仲はいいけど何かに誘うほどではない人だった。


相棒という存在にあこがれてた。

何があっても信じられて、何をするのにも一緒。

そして何より、崩壊したという話を聞いたことないほどの強固さにあこがれた。

そりゃ途中で崩壊することはあるよ。でも、いつも最終的には元に戻っていた。


彼女に振られて立ち直れずにいた私にとって、その強固さはより輝いて見えた。


でも、実際にそんな人はできるわけがない。

大切な人一人幸せにできない僕にはそのハードルは高かった。


そんな中、僕はとあるアニメを見た。

動画投稿サイトにある、十年以上の歴史のあるゲームのアニメ作品だ。そのアニメの主人公と、その相棒の戦いに僕は興奮した。


そして、僕はこう思った。


「おれも、こんな作品書いてみてぇ」


俺はすぐにカクヨムを開いた。

主人公は理想の僕を少しいじった形にした。私にも相棒が欲しいが、それは物語フィクションで終わらせたくなかったからだ。名字は、昔趣味でノートに書いてた物語の主人公から。名前は僕の友達の偽名からとった。


相棒は、さっきのアニメの影響で炎系にすることはすぐに決まった。名前は、動画投稿サイトで偶然見た最強妖怪集にいた酒呑童子からとった。



酒呑童子の名前の決定から妖怪を出すことにした。最初の題名は『化物狩り』だった。、妖怪だけでなく神話生物を出したいと思ったり、ネタバレになるからここには欠けないが、人や他の生物を超越するアレも書いてみたいと思ったからだ。しかし、ここで某少年誌で現在連載中の呪いで戦うあの漫画を読んだため、このような題名になった。


に。

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