127話 中学三年生 文化祭その2
――陸の合図で一斉に演奏が始まった。
しずはのお膳立てで温まった会場が、演奏が始まったことでさらに熱が上がっていく。
一曲目は『レイテストナンバー』の『SISTER WINDOW』。
ある程度有名曲なので、伴奏だけでも知っている人が多いのか、体を動かしてノッてきている生徒も出てきた。
天井の照明がスポットライトのように舞台を照らし、それぞれの楽器たちを煌めかせる。
伴奏中、ギターを弾きながら冬矢、しずは、陸へと視線を送る。全員が笑顔で演奏していることが確認できた。
ナチュラルカラーの木目ボディに白のピックガード。動かす度に照明の光が反射され、光流の持つヴィンテージギターに色気を出していく。
左手で押さえるコードと機敏な右手の動きによるストロークは演奏に華やかさを持たせていた。
しずはの姉である夕花里さんにルビーと名付けられた真っ赤なベース。全体を低音で支える冬矢の指使いは目立ちにくいポジションの楽器だが、このバンドの中では一番目立つ色で観客に主張していく。
少し長めの髪を揺らしながら指を弾くその姿は、往年のバンドマンにも見える。
白を基調としたキーボードのボディに黒のスタンド。その前に姿勢よく立つ美少女は照明によって天使の輪っかができるほど艶のある髪を揺らす。
そして観客にはもう、彼女――しずはの才能に気づかれたかもしれない。ペダル操作から腕、指先……体全体で音を伝える表現力。不動の安定感があり、力強くも透明感のあるクリアな音色が演奏のレベルを一つも二つも底上げしていた。
黒色がメインの重厚なドラム。細身ながらも力強い陸のスティック捌きは、ここ一年でかなり成長した。普段はのんびりしている彼もやる時にはやる。その熱さは彼女への告白の時に立証済み。
迫力のあるドラムの重低音とシンバルの金属音が全体の演奏に熱を持たせていた。
――つまり、このバンドは息の合った
そして、やってくる。
正面を向き、半歩前へ。マイクの前に立った。
一昨日までとは違う、一つ何かを乗り越えた自分。
目の前の数百人のルーシーに向けて。
「ぶちかませっ!」
「光流……できるよっ!」
「やってやれっ!」
冬矢、しずは、陸からそう声が聞こえたような気がした。
だから――、
――俺は皆のために歌い出した。
ギターの弦を弾きながらしっかりと前を向き、たまに指の位置を確認しながらもマイクの前で必死に歌った。
今日は、昨日より気持ちいい。
昨日は十五人だったルーシーが今日は数百人。
それだけで笑ってしまいそうな気もするが、やっぱり力をもらっている。
もちろん知り合いはルーシーにはしていない。
ぴょんぴょん飛び跳ねる鞠也ちゃんと奏ちゃんがよく見える。
少し遠くに視線を送ると、カメラを構えている理沙と朱利の姿も見えた。
千紗都と開渡を探すとちょうど舞台袖の近く。俺から見て右側、冬矢のほぼ目の前に彼女たちがいて、腕を上げながら楽しんでいる様子が伺えた。
自分は多少は歌が歌えるがうまいとは思えていない。けど、バンドを始めてから歌う機会がかなり増えたので上達はしてきたはず。
透柳さんに歌も教わったことからも、腹式呼吸やビブラートも多少できるようになった。
観客が俺の歌をどう思うかはわからない。けど、上手い下手より気持ちをぶつけるのが"伝わる"演奏だと知っている。
そうしてサビに入ると「ここ知ってる!」という声が聞こえ始め、周囲の人と一緒になって手を上げながらジャンプし、俺たちの演奏を楽しむ人が増えてくる。
そんな人たちを見てると俺は思った。
楽しい。
楽しい、楽しい……なんだこれ。
人を楽しませることってこんなにも自分も楽しい気分になれるのか。
大勢の前で演奏すること自体初めて。
だから、この舞台を通して初めて音楽の素晴らしさを知った気がした。
演奏が続き、曲の二番も終わりCメロがやってくる。
全員の楽器の音が一気に静かになり、俺一人がメインとなって歌う部分がやってくる。
声が少し裏返りそうになりながらもその部分を歌いきり、最後のサビに突入。
再び全員の楽器が惹かれ合うようにハーモニーを奏で、終曲へと向かっていく。
俺は声を振り絞りながら、楽しんでくれている目の前の皆に向けてスパートをかける。
そうしてサビも歌い終わると、後奏を弾ききって一曲目の演奏を終えた。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
ギターを弾きながら一曲丸々歌いきったことによる疲れで息を乱す。
前傾姿勢になっていたので少し目に前髪がかかり視界が狭くなっていた。
数秒後、俺は姿勢を元に戻す。
――次の瞬間、目の前に広がっていたのはもう"ルーシー"という仮の存在ではなかった。
ちゃんと一人一人の生徒が観客として俺の目には映っていたのだ。
ルーシーに力を借りて演奏を乗り越えたことで、俺は真の観客に向き合うことができていた。
そして――、
『――わあぁぁぁぁぁぁっ!!!』
一瞬、阿鼻叫喚のような叫びにも聞こえた体育館に轟く観客の声。
しかしそれは、想像を超える大歓声と拍手喝采だった。
「しじゅはしぇんぱいっ、しじゅはしぇんぱいっ! がっごいい〜〜っ!!!」
喜びが行き過ぎて、目の前の奏ちゃんが狂喜乱舞していた。
奏ちゃんもしずはのコンクール以外での演奏を見たのは初めてだろう。
コンクールではあくまで評価をもらう為の演奏だったが今はそれに留まらない。上手い下手関係なく楽しむための、そして楽しませるための演奏なんだから。
いつもは見れないしずはのそんな姿を見れたからこそ、奏ちゃんもこんな状態になっているのかもしれない。
音楽のパワーって凄いんだな。
ほんとにすごいや……。
声が出て、歌えて……本当によかった。
体を反転させて振り返る。そうして冬矢、しずは、陸に目線を向けた。
俺と同じように顔から汗が滴り息を切らしながらも、その表情は爽快感でいっぱいになっていた。
一曲目の成功のサインとお疲れ様の意味を込めて、俺は三人に向けて右手の拳を突き出す。すると三人の同じく俺に右手で拳を突き出してくれた。
次は二曲目だ。
そして、その前に予定していたMC。
俺はマイクスタンドからマイクを取った。
「――みんなっ! 今日は見に来てくれてありがとうっ!!」
声高らかに第一声を上げた。
『わあぁぁぁぁぁっ!!!』
また同じく歓声が上がり、拍手が飛んでくる。
「九藤〜っ!!」
「九藤くーーんっ!!」
「よかったぞ〜っ!!!」
俺を名前呼びしていないクラスメイトや元クラスメイトたちからも声が聞こえ始めた。……なんだか嬉しい。
「俺たち四人は、赤峰小学校出身の同級生で組んだバンドです」
既に志波さんから紹介はあったが、自らの口でも俺たちの関係性を説明しておく。
「なんでバンドを始めたのかとか、その辺の経緯は話す時間がないから気になった人は文化祭後に本人たちに聞きに行ってくれ!」
ここでは細かいことまでは話すつもりもないし、それほど時間もない。
MCで重要なのはメンバー紹介だ。
「とりあえずメンバー紹介! まずは、ドラムの東元陸っ!!」
俺がそう言うと陸はアドリブでドラムを叩き始め、最後にはスティックを上に掲げた。
少しカッコつけた姿も意外と様になっていた。
「りっくーんっ!!」
一際大きい声とブカブカのジャージ姿が目立つ山崎さんを発見。
彼女は飛び跳ねて喜び、大満足している様子だった。
「次はベースの池橋冬矢っ!!」
冬矢も同じくアドリブでベースを弾き始め、最後にはかっこつけてか髪をかきあげた。
「きゃあぁぁぁぁ〜っ!!」
「冬矢〜〜っ!!」
「池橋くーんっ!!」
黄色い声援が多かった。噂に違わぬモテっぷりだ。
サッカーを辞めてからもその辺の環境はそれほど変わっていないらしい。
冬矢の良さは、男子女子どちらからも気兼ねなく喋りかけられること。つまりは話しやすい人物なのだ。
俺は一度マイクをスタンドに戻し、そこに向かって話す。
「そして、俺。ギターボーカルの九藤光流っ!!」
そのままギターでアドリブ演奏をし、チョーキングで弦を揺らし最後にはギュインとネックの方まで左手をスライドさせた。
「ひかる〜っ!!!」
「光流〜っ!!」
「いいぞ九藤〜っ!!」
聞き覚えのある声から、聞き慣れない声まで聞こえてきた。
黄色い声はさすがに冬矢ほどはないが、自分の名前を呼ばれるのは嬉しかった。
「最後は……リーダーであり、キーボードの藤間しずは〜っ!!!」
一瞬リーダーという言葉にビクッとしたしずはだったが、すぐに切り替えてアドリブの演奏を始める。
全観客がしずはに注目。彼女が弾き始めると最初はゆっくりだったのに、最後には電光石火のような速さでキーボードの鍵盤を叩いていった。
これがプロだと言わんばかりの指捌き。俺たちとは一線を画するアドリブ演奏だった。
すると――、
『きゃあぁぁぁぁぁぁっ!!!』
『うおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!』
ほぼ全観客がしずはに対して大声を上げて叫んだ。
特に男子に人気があるしずはだが、意外と女子にもファンがいるらしい。彼女は今日一番の大歓声を掻っ攫っていった。
そのしずはといえば、大歓声を受けてキーボードの前でドヤ顔をしていた。
一曲目の演奏後よりもだいぶ歓声の量が多かった。
さすがは校内一の美少女と言われているだけはある。
そして再び俺のMCに戻る。
「最初の曲は『レイテストナンバー』の『SISTAR WINDOW』って曲でした。レイナンは有名だから聴いたことある人いるよね?」
そう言うと、ちらほらと「知ってるー!」という声が聞こえてきた。
「良かった。そういえば俺たちのバンド名だけど、赤峰小バンド(仮)って名前にしていて、ちゃんと名前をつけてないんだ」
結局俺たちは、バンド名を決めきれずにこのまま行くことにした。
今回限りのバンドだしな。
しかし、この時まで俺は陸の策略に気づいていなかった。
一昨日にしていたあの何か含んだ笑みと呟き。
「――おいおい。バンド名は一昨日に決まっただろ?」
その陸がいきなりマイクに向かって話しはじめる。
「なんだよ?」
リハーサルではこんなことはしなかったので俺は少し驚いた。
「ふふ……皆覚えていってくれっ! 俺たちのバンド名は――『ルーシー』だっ!」
陸は顔をニヤつかせながらこの数百人の生徒たちに俺が今の今まで知らなかったバンド名を言い放ったのだ。
はぁぁぁぁぁ!?
これだったのか。
一昨日のあの怪しげな表情の意味。
「そうそう、昨日決まったんだよ。なっ、光流?」
すると冬矢もマイクに向かって話し始める。
しずはの方に目線を向けると両手を上げてやれやれという態度をしていた。
つまりこれは陸の独断。
それに冬矢が乗ったんだろうと判断した。
「い、いや……」
俺はどうしたら良いかわからなかったがもう全てが遅かった。
「ルーシーっ! ルーシーっ! ルーシーっ!」
陸が一人でマイク越しにルーシーと連呼し始める。俺の家でやったように。
するとノリが良い生徒達は次第に声を上げはじめ――、
「「「ルーシーっ! ルーシーっ! ルーシーっ!」」」
ルーシー大音頭が始まってしまった。
はは……。
俺は苦笑いを浮かべた。
ルーシー……君の知らないところで大宗教が出来ちゃってるぞ。
総勢数百人の信者たちだ。
宗教もこうやって意味もわからず何かを言わせたりするところから洗脳は始まるのだろうか。だとしたら、恐ろしいことだ。
今回限りではあるけど、このバンドは君の名前を借りることになった。
いつかもし、今日のビデオをルーシーが見ることになったら、どんな反応をするんだろうか。ちょっと楽しみだ。
「へいへいへいへい。そろそろ時間だぜ。次の曲に行こう」
冬矢がルーシーコールを止めて、次の曲を促す。
「次の曲は『BAND OF TICKET』の『光線』」
そう言ったあと、俺たちはすぐにポジションにつく。
「じゃあ行くよっ!」
そして、掛け声と共に陸のスティック音が響き、二曲目が始まった。
◇ ◇ ◇
伴奏が始まった時点で、大勢の生徒達がジャンプしたり手を上げたり、揺れてノッたりしているのが見えた。一曲目で温まった観客たちが増えたために、この現象が起きているのだと肌で感じた。
今回もある程度有名な曲。知っている人も多いかもしれない。
だからなのか、観客が楽しそうに俺はたちの演奏を聴いているようだった。
この曲はベースから始まる曲。
冬矢のベースの指の弾きから紡ぎ出される音が最高に耳心地が良かった。
そうして、AメロBメロが終わり、サビに入る。
俺は声を振り絞る。
一番盛り上がるこの部分に、観客のジャンプがより一層激しくなる。
――やばい……気持ちいい。
一番好きなサビの部分と観客が盛り上がっている光景を見て、どうしようもなく、最高の気分になっていた。
つつがなく二番まで演奏が進み、Cメロに入ると変化を持たせる歌の部分になる。
その部分を歌いきると、ついにくるギターソロ。
手元のギターに集中する。
何度も何度も指が擦り切れて血が出るほどに練習したソロ。
複雑なコードも今ではほぼ手元を見なくても弾けるようになっていた。
ギターソロに入ると目の前の歓声がさらに大きくなる。
アンプから響く音は、俺のギターの音だけ。あとは理帆がベストタイミングで流してくれた足りない音が音響から流れているだけ。
複雑で少し速い左右の手の動き。
自分で弾いていても心地よいこのソロは、観客にとっても心地よかったようで――、
弾き終わるとさらに歓声が上がった。
滴る汗が額からこめかみ……顎、喉へと伝っていく。
いくら汗が出ようと、筋トレとジョギングで鍛えてきた俺はまだまだ動ける。
そうして最後のサビに入っていく。
観客はいつの間にか手拍子をはじめ、俺たちのリズムに合わせてくれて、口の動きからも一緒に歌ってくれているのがわかった。
ちらっと横を見ると興奮と笑顔が入り混じった表情をしている冬矢が、頭を軽く振りながらもノッていた。
サビを歌い終わり、残すのは楽器での後奏だけ。
やっと後ろを振り返ると、しずはも陸も良い笑顔でアイコンタクトをしてくれた。
そうして、二曲目の演奏が終わった。
『――わあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!』
拍手と共に大歓声が上がった。
一曲目よりも大きな歓声だった。
息を切らしながら目を瞑り、舞台の天井を見上げる。
少し目を開くと眩しい照明の光が目に刺さってくる。
十一月の東京の気温は、まだ寒いとは言い切れない中途半端な気温。日中はまだ温かいが気温差で夜は肌寒い。体育館もまだ暖房をつけている様子はなく、最初はほんの少しだけ寒かった。
二曲演奏したことによって俺たちは汗をかき湯気を帯びたように熱を発していた。そして二曲目が終わった今、目の前の観客も熱気を帯びていて――。
今の体育館の気温は、演奏で盛り上がった観客が体を動かしたことにより、三度はプラスされたのではないかと思う暑さになっていた。
「はぁ……はぁ……楽しい……」
最高としか言えない気分。
「さいっこーだなっ!」
横から聞こえてきた冬矢の声。俺と同じことを思っていたらしい。
しずはもこちらに向けて片手でピースをしてきており、陸はスティックを上げてやりきった顔をしていた。
皆が皆、最高の笑顔をしていたのだ。
本当に楽しい。
やって良かった。心からそう思えた。
このメンバーでやってこれたから、この演奏ができたんだ。
俺が声が出なくても支えてくれて。だからこうやってちゃんと復活できて。
そして今、皆が完璧で素敵な演奏をしてくれて。
幸せ者だな、俺……。
いつか、ルーシーにも見せたいな。
けどこれは今回限りのバンド。
生で見せることは叶わない。
しょうがないと思いつつ、俺は再びマイクを握った。
「――みんなっ、ありがとうっ!!」
すると歓声と共に長い拍手を贈られた。
さすがに体温がかなり上昇した俺はブレザーを脱いでシャツ姿となった。
両腕のシャツの裾を捲り冬矢たちと同じ服装になる。
後ろでは同じく、しずはもブレザーを脱いでいた。
しずはがブレザーを脱いだ瞬間、「うおぉぉ」と奇妙な声が観客から上がった。
ただブレザーを脱いだだけなのにどこかにエロスを感じたらしい。
色々なファンがいるものだ。
床に置いていたペットボトルを手に取り、水を一口含んでゴクリと喉に通す。
いつも飲む水よりも数倍美味しく感じられた。
そうして、マイクに向き合う。
「――次が最後の曲!」
そう言うと「え〜〜」というテンプレのような声が上がった。
まだ演奏を続けて欲しいと思ってくれる人がいること。名残惜しいと思っている人いることがこれとなく嬉しかった。
「最後の曲は俺たちが作ったオリジナル曲です。冬矢としずはがちゃんと曲にしてくれました」
「歌詞書いたのはこいつだぞ〜」
「ちょっと!?」
冬矢がツッコミを入れる。
一瞬俺は冬矢を睨んだが彼はあっけらかんとした表情。もう後の祭りだけど、恥ずかしい事を観客には知られてしまった。歌詞を聞けば何か感じる人はいるだろうか。――これは誰に向けた曲なのだろうかと。
『この曲は』大切な人を想って作った曲です……なんてことはもちろん言うつもりはないし、言う必要もない。
俺を取り巻く内情を知る人は一握り。
大切な人たちだけが知っていれば、それでいい。
俺は息を深く吸い込み、そして長く吐いた。
よし……やるぞ。
心の中で、静かにそして熱く意気込んだ。
「――とりあえずやるのはオリジナル曲です。プロと比べると拙いと思うかも知れないけど、一生懸命歌います。良かったら聴いてください!」
俺たちは互いの顔を見てアイコンタクトを交わす。
準備万端だ。
そして、全員が楽器を構えると――、
「――じゃあ行くよっ! 『空想ライティング』!!」
俺たちの最後の曲が始まった。
―▽―▽―▽―
前にも言いましたが文化祭の曲は
・バックナンバーの『SISTER』
・BUMP OF CHICKENの『ray』
をモチーフにしています。
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