読まれることのない手紙 最後の手紙

”忘れることは許すこと”

そんな詩の歌があった気がする


つらいとき、君の家の前にいくことがこの9年間の僕の習慣だった

でも、そこにはもうずっと前から君のいる気配はなかった

君は本当に僕の前から姿を消してしまったんだね


・・・もう僕のことは忘れたんだよね

元気な君のことだ

もうとっくに新しい世界で

すてきな自分の居場所をつくっているんだよね


さあ、僕もそろそろ動き出すよ

少しさみしいけど、君のことなんて忘れて


こんな僕にも慕ってきてくれる人たちがいるから


ほんとうに、ほんとうに

・・・

バイバイ 春風 


The final letter to 春風 from 信

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