俺の陰キャボッチ生活を返せよ!
九十九神 祐
第1話 人気
……昨日のオレカノ見た?
……見たー!当然だろ?俺が見逃すわけないだろ?
……確かに!
などと話してるのは陽キャグループに属する者たちだ。学校とはインキャにはキツくて辛い場所なのである。それは世界共通なことである。
それより君たちはインキャはどの辺からインキャになるのだろうか?……皆もわかってるだろう。友達がいない?…yes。人と喋れない?yes…目を合わせられない?…yes
これらを併せ持った存在がこの俺、
人って怖くない?てか友達って普通に裏切るし裏があるかも知んないし近づきたくないよね。普通に考えて。…え?友達いないの可哀想?そこ黙りなさい。オレの心にクリティカルヒットだからね?
などと、考えていると先生が入ってきた。めっちゃニヤついている。…きも
「今日から新しい友達が増えます。みんなも驚くよ〜!」
…可愛い子かな?そーじゃね?けどみっちーが笑ってる顔可愛いなー…それな!
え?あの先生人気なん?そんな感じ…あるな
みっちーこと
黒髪のショートカットに小動物みたいな身長なのに大きなおp…ゲフンゲフンまーなどからアイドルと言われている。しかも優しいから…噂によるとファンクラブまであるらしい…俺には一生縁のない話だけどね。
「では、入って来て〜」
「おはようございます。今日から転入してきた
あんなにうるさかった教室は一瞬で静かになった。それもそのはずだ。今この目の前に深々と頭を下げて入って来たのは俺でも知ってる有名人だ。今をときめく人気3人アイドルグループ「STAR PRISM」《スタープリズム》の1人である。……俺の妹がガチのファンなのである。だから知ってる。興味はないけど。
黒髪ロングを揺らしクラスメイトに微笑む姿はまさに天使だろう。
……と、鐘が鳴った。ホームルームが終わるや否やあたり前のように皐月原にみんな集まる。そして質問攻めにあう皐月原、可哀想w……けど、チラッと見たらなんか皐月原の目が死んでるように見えた。多分気のせいだと思うけど。俺は質問攻めにあう皐月原を憐れみ教室を後にした。
めっちゃ久しぶりに投稿した。
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