この恋諦めていいですか?

空音

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私は先輩が好きだ。


先輩の笑う表情が好きだ。


先輩の真面目な顔が好きだ。


先輩の見るもの全てが好きだ。


その瞳の中に、私はあと何回入り込む事ができるだろうか。


願わくば、先輩と一緒に人生を共にしたい。


先輩と同じ歩幅で、スピードで、一緒に歩んでいきたい。


どうしたら私を見てくれますか。


先輩にとって私はなんですか。


おそらくただの後輩でしょう?





ーこれは私が素っ気なくて、秘密主義で、だけどたまに見せる笑顔が素敵で、全く掴めない大好きな先輩に恋した物語。


この恋が実る確率なんてミリもないけど。


諦めることが出来るならもちろん諦めたいけど。


けど諦められない私のお話。






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