第4話enjoy決闘

スタートラインに立つことそれは

2度の人生でも飽きることのない

圧倒的な緊張感と高揚感

たとえそれがケガの危険がある決闘だとしてもだ

「頑張ってねプー君」

「ああ決闘ってどんな感じなのかな

観客の数は雰囲気は会場の広さは」

「決闘前にそんなにニヤニヤしてる人初めて見たよ」

「初めてのことなんだぞワクワクしないわけがない!」

「はいはい、でも大怪我だけはしてこないでね。」

「善処する。」


「これより決闘を開始する!」

「おいおい今回の相手ジャック家の

イルクじゃねぇか。」

「マジかよ!あの切り裂きイルクが相手とはご愁傷様だぜ。」


どうやらあの人の名前はイルクジャックと

いうらしいどうやら有名な人のようだが

聞いたことがない

「そうだぜ俺様が上級風属性魔法使いの

イルク様だ。」

なるほど風魔法使いか風魔法はまだ見たことがないから楽しみだ


「それでは決闘開始!」

「くらえウィンドカッター!」

開幕速攻中級風魔法「ウィンドカッター」が

飛んできた

一応魔法障壁を張っておこう

ガキィン

スキル「初撃耐性」を獲得

よししっかりと獲得できたな

スキル「スタートダッシュ」は初めてのことならなんでも経験値10倍つまり初めて受ける攻撃への耐性スキルも獲得できる

一度攻撃を受けないといけないというデメリットはあるが一度受けた攻撃ならほとんど効かないのだ

スキル「風属性魔法耐性」を獲得

チャレンジすることで何かを獲得する

それは大切なことだ

「俺のウィンドカッターが効かないだと⁉︎」

どんどんスキルのレベルが上がっていく

ありがたいことだ

「どうやらこの魔法を使わなくちゃいけない

ようだな。」

「くらえウィンドタイフーン!」

「す、すげぇ風の上級魔法だ!」

「相手が死んじまうぜ。」

どうやらあの魔法は上級魔法らしい

面白そうなので受けてみよう

「くっ。」

結構痛かった体中が切り裂かれるような感覚だ

スキル「上級魔法耐性」

スキル「風属性魔法耐性上級」

スキル「切断耐性」

これで相手の攻撃魔法はほとんど効かないな

そろそろこっちも仕掛けるか

「ファイヤボール」

「下級魔法ごときウィンドバリアで防げっ」

ドーン

初めて使った魔法は炎魔法だった

なので今では炎魔法は完璧に使いこなせる

ファイヤボールさえ岩を溶かせるぐらいだ

15年間の努力とチャレンジの賜物とくと

ご覧あれ

「ファイヤボールファイヤボールファイヤボールファイヤボールファイヤボールファイヤボール」

ドーンドーンドーンドーン




決闘はあっさり終わった

イルクのウィンドバリアを破り安全対策用の

魔法防壁にもヒビが入っていた

「決闘だけでこんなにもスキルが手に入るとは」



今度から定期的に決闘を

やってみようと思った





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