第八章 ハッピーB
1
物心つく頃までハッピーは孤児院で育てられた。孤児院でのハッピーの記憶は冷たいスープだけだった。周りの感情に対し過剰な反応を示す彼女を職員は疎ましがり、子供たちは本能的に敬遠した。それは幼少の頃、誰もが一時期だけ身に付ける特別な才能だったのかも知れない。しかし、ハッピーはまもなく〈施設〉へと移住させられた。幾多の実験は決して心地良いものではなかったが、少なくともここには生活を共にする仲間と温かいスープがあった。
そんな生活に初めて疑問を覚えたのが一年前。マイに出会ってから。彼女は施設の少年少女のお姉さん的存在としてすぐに環境へと溶け込んだ。ある夜、ハッピーはマイが独り泣いているのを見てしまう。それは6歳のボビーが適正なしと診断され、施設から去った日だった。それまでのハッピーはそれが当たり前の事だと思っていた。落伍者は消える、生活の中で自然にそうインプットされていたのだ。だがマイは泣いていた。彼女の心になにげなく触れたハッピーはその理由を知る。
そして一年後――マイと少年少女たちは施設からの脱走を謀った。
「部長、ジェイコブ曹長様が御面会にいらっしゃっております」
机の上のインターフォンから秘書のジュリアンの声が室内に響き渡る。
「部長はやめてくれと言っているだろう、ジュリアン」
マックスは目の前のディスプレイに表示された複雑な数式とのにらめっこから暫しの解放が許されて、明るい表情でインターフォンへと呼びかけた。
「どうぞ!」
あの『休暇』から半年が過ぎていた。
マックスは退役し、レイラの口利きでエレーム産業の本社へと就職した。エレーム社長はマックスに専務の椅子を用意したが、マックスは大胆にも自分用の部署を作って欲しいと要望した。そしてマックスの考案するプロジェクトを聞いた社長は、ビルの1フロアと地方の一工場の全権をマックスに与えたのだった。
室内に足を踏み入れたジェイコブは室内の広さに驚いて、かすれた口笛を吹いた。
「うらやましいオフィスですね、少尉」
素直な称賛が口をついて出る。
「ただ広いだけさ」
マックスは指を立てて、少し待つように合図を送りながらディスプレイを見つめ続けている。
手持ちぶさたなジェイコブは、ほとんど何も置かれていない室内を見回しながら冗談交じりに付け加えた。
「それに秘書の方も美人だし」
「――それについては、触れないでくれ」
ジェイコブは婚約者と一悶着あったなと推測し、あえて追求しなかった。
マックスは閲覧していたデータを保存すると立ち上がり、元部下に歩み寄ってその手を取った。
「二階級昇進おめでとう!」
「いえ、ただ転属しただけですよ」
ジェイコブはあれから整備班に転属願いを出した。元々の適正があったのだろう。僅かな期間で班長を任されるようになった。班長が伍長では様にならない、という理由から異例にも軍曹を飛び越し、曹長へと昇進する。もっとも、整備班自体には軍での階級などほとんど関係なく、実力第一主義。それにこれ以上の出世は九割方ありえないという、キャリア主義から見れば閑職であった。
一方、部隊に残ったウォレンは、相次ぐ小隊の壊滅・解散を受け、少尉に昇進。自分の小隊を与えられていた。
「充実していそうじゃないか」
「はい。少尉も。レイラ嬢はお元気ですか?」
「ああ、今は式の準備で忙しいらしい。まだ半年も先なのに」
「是非、御招待願います」
「勿論だ――で、今日はどうした? 忙しい身だろうに時間を割いてまでこんな所に来るなんて、何か理由があるんだろ」
社交辞令は終わったとばかりにマックスは目を輝かせながら問う。
「実は――ウォレンの新しい任務なんですが」
ジェイコブは声を潜めて続ける。
「科学技術局のある施設の防衛なんです」
「ある施設?」
しかし、ジェイコブの意図は伝わらなかったらしくマックスの声はデカい。
この人は変わらないな――ジェイコブは安堵を覚えつつ、心の中で苦笑した。そして普通の声量に戻して続ける。
「これは連邦政府と軍の関係者しか知らない情報なんですが、実はこの半年、連邦政府の所有する同施設が次々に破壊されているんです」
「科学技術局の施設が?」
連邦政府と連邦政府軍は連携しているものの、大局的に見れば別組織だ。マックスは科学技術局の本局がある場所すら知らなかった。
「私も部下から聞いて最近知ったのですが、世界のあらゆる所に同様の施設が点在しているそうです。ただ、どんな施設なのかまでは私には判っておりませんが――」
「それは重要な任務だろうが、私に一体どういう関係が――」
「襲撃しているのは二体のガイナックルなんです」
さらりと言ったジェイコブの一言に、ビッグマックに乗って旅を続けているキャラとスティングが脳裏に浮かぶ。
「ガイナックルの機種は?」
「襲撃者はおそらく意図的に一人の死者も出しておりません。目撃者の証言に共通するのが、巨大な黒いガイナックル――」
マックスの脳裏に、あの黒いギガヴィティが蘇った――。
2
ウォレンも任務を受けてからジェイコブと同じ推測をした。
『キャブスでは太刀打ちできない』
連邦軍に標準配備されているファントムランナー・キャブスが一撃の元にかのギガヴィティに破壊されたのをウォレンはもちろん知っていた。そのためウォレンはフランコ少佐に掛け合い、試験運用されているメガヴィティの量産型を三機調達した。ナノマシンによるウージィ・アーマーで耐弾性を高め、捕獲に特化したスクィーズ兵器で敵の機動力を奪う。まさにこの任務にうってつけなガイナックルであった。
『これすら気休めかも知れない』
唯一の拠り所は襲撃者が死者を出していないことだ。
『運がよければ部下たちは助かるだろう。だが自分には責任がある――』
いつ来るやも知れない襲撃者を警戒する緊張の中、メガヴィティのコクピット内でウォレンは考えられる限りの状況を全て検討していた。
マックスは半年振りに、その機体に対面した。
そして、あの頃と変わらない高揚感が沸き上がって来るのを禁じ得なかった。
『間に合いませんでしたか――』
半年前の戦いの直後、可変型ガイナックル・ガイキャリアンに乗ったジェイコブとウォレンが合流した。そのキャリアの積み荷がこのガイナックルだったのだ。帰りの道すがら、そのスペックを説明するジェイコブは本当に残念そうだった。
「もう乗ることはないと思っていたが――」
勤務先ビルの地下格納庫。そこに試作ファントムランナーやレプリカガイナックルに混じって彼の愛機が眠っていた。
コクピットへと乗り込んだマックスは、その変わらぬ操作系を順にチェックしてゆく。オールグリーンを確認すると、マックスは操作グリップを力強く握りしめた。
『必ず生きて戻ってきます』
心の中でレイラにそう誓うと、マックスはガイナックルを起動させた――。
攻撃はなんの前触れもなく行われた。
まずは無線式マギキネシスが無人の区画を破壊し始める。警備に当たっていたウォレンの部下たちはそちらに向かおうとした。
「陽動だ! 相手にするな!」
ウォレンは部下にそう叫ぶと、現れるであろうギガヴィティを待ち受けた。すると、施設の職員たちの地下シェルターへの避難が終わったタイミングで、キーロが姿を現した。
「ハッピーBが先か!」
事前に情報を集めていたウォレンにとっては予想外の展開ではなかった。
しかし、キーロには遠隔操作のマギキネシス兵器はなかったはずだ。ハッピーと直接面識のないウォレンは、以前マックスから聞いた「仲間」についての話を思い出していた。
『マギキネシスは彼女ではあるまい』
ウォレンたちがキーロを認識すると同時に、キーロは何の迷いも見せず三機のメガヴィティへ向かって突進を仕掛ける。他の施設を警備していたパイロットから聞いていた通りの行動だ。
「いけるっ! フォーメーションD2だ!」
それはこの任務の為にウォレンが変則的に改良したコンビネーションだった。ウォレンを囮に残し、二機のメガヴィティはそれぞれ左右に展開する。突進するガイナックルをウォレンが飛び越え、二機のメガヴィティが敵ガイナックルと逆三角形を描く時にウォレンが残したスクィーズ兵器からワイヤーを射出。敵の勢いを利用して絡めたところで、左右からのワイヤーにてそれを補完して捕縛する。一方でウォレンは飛び越えた勢いを保ち、正面に現れるはずのタイプⅢへ先制攻撃を行う。メガヴィティの高機動性を生かした合理的な作戦だった。
相手がこの二人のマギでなければ――。
作戦通り、キーロを飛び越えるウォレン機。だが宙に浮いたその瞬間、真正面にギガヴィティ形態のタイプⅢが現れる。
「なにぃ! 早すぎる――」
空中で避けようがないウォレンのメガヴィティの両足をピンポイントでタイプⅢは狙い撃った。一方、その真下を駆け抜けてゆくハッピーは、事前に隠して配置してあったマギキネシスが予測地点を無防備に通過してゆく二機のメガヴィティのバーニア部分をピンポイントで破壊するのを確認した。
「ガイナックルから降りなさい」
戦場にマイの声が響く。隊長であるウォレンの様子を伺っているのか部下たちに動きはない。
「投降しよう。ガイナックルの機動力を奪われては勝ち目がない」
部下たちに呼び掛けるウォレン。その命令を受け、二人はメガヴィティから降りる。
『チャンスは一瞬か・――』
ウォレンは奥の手を用意していた。だがそれはタイミングが全てなのだ。
いつまでも投降しないウォレンを見てマイはタイプⅢをガイナックル形態へと変形させた。そして、パイロットを威圧するために砲門を開いて近づいてゆく。
「死にたくなければ、降りなさい」
微動だにしないウォレン機へ、無慈悲な声音で呼びかけながら近づくマイ。
「今だ!」
ウォレンが奥の手を起動させようとした瞬間、マイもその気配を感じ取り、引き金に力を込める。
「愚かな――」
そして、戦場に立て続けに二筋の光が奔った――。
3
ウォレンの『奥の手』とは緊急脱出システムを利用した打ち上げ爆弾だった。始めからタイプⅢに勝利するのは難しいと踏んでいたウォレンは操縦シートの位置をずらし高密度爆弾を搭載していたのだ。威力は強力だが、効果範囲は狭いこの爆弾の軌道は全て計算済みだった。至近距離ならばガイナックルのボディすらも溶解する。もちろん、一歩間違えれば自分が機内で吹き飛ぶ。そんな危険を顧みず、ウォレンはこの一撃にかけていた。
そんな悲壮の覚悟を決めていたウォレンであったが、マイの一撃は的確に素早くメガヴィティの頭部のメインモニターを破壊した。外界からの情報を遮断されたウォレンにはもはや打つ手はなかった。次に訪れるであろう死への衝撃を待ち構えていたが、コクピットに届いたのはビーム砲ではなく、軍用回線への通信だった。
「大人しく投降するんだ、ウォレン」
「少尉!」
それは久方振りに聞いた元上司の声だった。
「マックス・プライド」
メガヴィティの頭部を破壊した直後、マックスに砲門を撃ち抜かれたマイが問う。
「また私の前に立ちはだかるのですか?」
低空飛行していたガイキャリアンから、地面へと飛び降りたマックスのアーマード・オリジンが大地を轟かせながら着陸する。その隣にガイナックル形態へと変形したジェイコブのガイキャリアンが並び立つ。
「マックス!」
ハッピーBのキーロがマックスに呼びかけながらタイプⅢの横に立ち、四機のガイナックルが相対した。
「私には別に施設を護る義務などない。だが、友人たちが殺し合うのを黙って見過ごす訳にはいかない!」
「では、退いていただけますね」
熱く語るマックスに対して、マイは平静に伝えた。
「ああ。だが、その前になぜ科学技術局の施設を破壊してまわっているのか、理由を教えてくれ」
マイの前に立ちはだかるガイナックル。そんな彼を見て、軽く溜め息をついたマイはゆっくりと語り出す。
「それは――」
「それは僕みたいなのがいるからだろう? マイ!」
突如、会話に割り込んできた少女の声と同時に、施設の建物を崩しながら巨大なギガヴィティが出現した!
4
そのギガヴィティの名はリーグ。ザンブロッタ帝国の最後のガイナックルだった。格闘能力を一切排し、純粋にヒューマノイド・マギの為に造られたマギキネシス兵器。その魔導波サイコウェーブは人間の意識にさえ影響を与える。いわば人類にとって神にも悪魔にもなれるギガヴィティなのだ。
「シード――ここにいたのね」
宙に浮いたままのギガヴィティに向かって、緊張を伴った声でマイが話しかける。
「そうさ、意識を殺すのは大変だったよ。でもほら、昔よくやったじゃないか、かくれんぼ。あれと同じ要領さ。憶えてるだろ、ハッピーB?」
その声は男言葉である以外、本当に無邪気な少女のものと思えた。
「誰――あなたは、誰? ねえ、マイ。私、震えが止まらないわ――」
そう伝えるハッピーBの声は確かに震えていた。
「ああ、そうか。君は僕の事を知らないんだったね。初めまして、ハッピーB。僕は君のオリジナル、ハッピー・シードさ。まあ、わかりやすく言うと君の記憶の半分以上は僕のものなんだ。つまり君はできたてホヤホヤ、僕のクローン体ってこと」
「……!」
あまりの衝撃的事実に言葉を発せられないハッピーB。
同じく、急展開について行けないマックスたちも無言で展開を見守るしかなかった。
「あなたは特別な子だった」
ただ一人、事情を理解しているマイがハッピーBへと向けて語り出す。
「ハッピー・シードは幼少の頃から戦闘マシーンとして育て上げられた。そしてそのクローンたちもまた、冷酷な殺人鬼だったわ。そんな中で唯一、あなただけが例外的に命に対する慈しみをもって生まれた。だから彼らはあなたをタイプBと呼んで別な施設で研究を行っていたわ――そこで私と出会った」
マイの告白はまるで懺悔のようだった。この展開を心から楽しんでいるシードを除いて、みな驚愕の真実を知り沈痛な面持ちを浮かべていた。
「――じゃあ、私の記憶はみんな嘘なの? これは私の記憶じゃないの?」
訴えかけるようにハッピーBが呟く。
「嘘じゃない。君の記憶は僕の体験した記憶さ。もっとも僕のしてきた残酷な遊びはマイたちによって消されちゃってるようだけどね」
シードはハッピーBが苦しむのを予測していたらしく、いかにも楽しそうに語る。
「私は――何?」
ハッピーBの苦しみが伝達したのか、突然リーグからサイコウェーブが発せられた。その超音波が次々と施設を破壊し、壊滅状態へと追い込んで行く。
「ハッハッハッ! 楽しい、楽しいな!」
そんな破壊の轟音を切り裂くかのように、シードの甲高い笑い声が響く。
「やめろ、ハッピー! 思い出すんだ、ランドの事。私たちとした旅を! それは君だけの記憶だ。ハッピーBは私の友達だ!」
「そうよ、ハッピーB。私もあなたを妹のように思ってる。この気持ちを感じ取って」
熱く語るマックスと優しく語りかけるマイ。その心に触れたハッピーBは暖かい安らぎに包まれるのを感じた。そして、サイコウェーブは停止した。
シードの笑いがピタリと止まる。
「――おまえら、僕の楽しみを邪魔するのか!」
リーグから放たれたトレノビームが真っ直ぐキーロを貫いた!
「ハッピーB!」
「コピーがオリジナルより勝るはずがないんだ!」
マイたちの叫びを打ち消すかのような高笑いがリーグから木霊した。
5
仰向けに大地へと倒れ込むキーロ。間髪を入れず、コクピットへと駆け寄るウォレンとその部下たち。マックスたちも内心穏やかではなかったが、その視線は目の前にそびえるリーグを捉えていた。
空間に張り詰める緊張の中、キーロを守るようにリーグの前へと立ちはだかる三機のガイナックル。
「無事です! 彼女は生きています!」
ウォレンからの通信を受け、ホッと胸を撫で下ろすマイたち。
「チッ、運のいい奴!」
にがにがしげに言い捨てるシード。
「さすがのあなたでも自分は殺せなかったのね」
マイが冷たく言い放つ。
「そうかもね。だったらおまえらは、生き残れる事を神にでも祈るんだな!」
タイプⅢが真正面からリーグへと立ち向かう。共に部分シールドを超人的な速度で移動させ、互いの光線を偏向させる。
「あなたは生まれてきてはいけなかった――」
「自分でもそう思うよ!」
悲しげなマイと楽しげなシード。
「楽しい、楽しいよ、マイ! キャッハッハッ!」
マギ同士の戦いにはとてもついていけない、と感じたマックスはジェイコブにウォレンたちの回収を命じ、機体をリーグの後方へと移動させて行った。
「心を無にするんだ――何も考えてはいけない」
そうつぶやきながら、オリジンを操縦する。
勝負を分けたのはやはり心だった。
マイは次に襲いかかってくるトレノビームを偏向させるとジェイコブたちのガイキャリアンに当たる事を瞬時に見抜き、そのままビームの直撃を肩口に受ける。
「その優しさが命取りぃ!」
唄うように叫ぶシードはその隙を狙って、ショットクローを連打しようとする。だがその時、背後からの殺気を感じて瞬時に機体を反転させた。
「もらった!」
ビームサーベルでリーグを切り裂くマックス。だが、そのボディへと至近距離からリーグの拡散トレノビームが撃ち込まれ、オリジンは吹き飛んだ!
「馬鹿め!」
シードが勝ち名をあげた瞬間――リーグのコクピットを背後から巨大なトレノソードが貫く!
「神のご加護を――」
マイは自分が奪った命に対して、敬虔な祈りを捧げた――。
6
「ノーネームに感謝しなければ」
溶解した装甲がオリジンの足元に転がっていた。ノーネームの設計した追加装甲は至近距離の高熱からオリジン本体を守ったのだ。そのガイナックルを見上げながら、マックスが誰にともなく言っただった。
「これからも続けるのですか?」
隣りに立っているマイへと向き直り、問いかけるマックス。
「いえ、私はもっと根源的な物と戦おうと思っています」
言葉に迷いもなく、毅然として答えるマイ。
「ハッピーBをよろしくお願いします――いずれまた逢う事もあるでしょう」
そう言い捨てると、タイプⅢの脇を通り過ぎ、振り向く事なく去って行くマイ。
「次は戦いのない所で逢いましょう!」
その背中に向かって叫ぶマックス。
夕日に向かって歩いて行くマイの姿は、やがて光の中へと溶け込んでいった――。
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