第2話 僕は神様と契約し〇王になることが決まりました


『死んでしまったあなたには遅いのですが、私のミスなのでもありますし徳も高いあなたには”転生”する資格があるでしょう』

死神は○○にいうわらうのであった。




◇・◇・◇・◇


???:「あら?死神今回の仕事でミスがあったでしょ、地球という星の運命が歪んでゆがんで影響が出るからもっと気を付けて欲しいというか…」



死神:「マリア様私も気を付けていたのですが、彼は霊感が強く私の力が影響しなかったようなんです。そのため彼は徳を積みし純粋な魂であるとともに隠蔽が得意な死神である私を見つけたのですから私もまだまだなのかもしれません」




マリア:「死神であるあなたがそこまで言うなんて、彼は”神になる資格”があるのね?」


死神:「はい、マリア様。普通の人間では神の隠蔽は絶対に分からないはずなのです。私のことが見えたということは”神になる資格”があると判断しました」


死神はなぜか胸を張って自信満々に答えた。



マリア:「でもこの人間は、地球人でした。神族になるためのポイントはあってもスキルのポイントが全然ないじゃない?だから神界だと困ることになる」



死神:「そうですよねマリア様。そこで私が考えた案があるんですけど」



マリア:「死神の考えた案?どんな案なのかしら言ってみなさいな」



死神:「はい、案としましてはマリア様と○○さんが契約をすることです。そして○○さんに新たな名前を与えて○○さんは3つまでのスキルを選べるようになるということです他の神々は生まれた時から10個あるのですからそこからスキルが増えたりしている神もいるわけです」



マリア:「確かにそうね。その案を認めましょうか、さぁ彼を連れてきて」


死神:「はい、今から連れてきますね...」

死神はマリア様が人間を連れてくるようにせかしているのが分かったのですぐに動き出したのである。




◆・◆・◆


僕は今どこにいるのか分からない。ただ分かるのは・・・

ここが光に染まっているかのような綺麗な世界だということだ。僕はそんなところに浮遊していた。


死神:「マリア様から連れてくるように命令おねがいされたから行くよ」


○○:「はぁ、分かりました。それでこれからどうするんですか?」


死神:「あなたは、これから名前をマリア様に貰って契約をするスキルも3つ獲得することができるぞ」


○○:「スキルって、僕は地球に転生できないんですか?あと初めて会ったときのあの怖い雰囲気と違って今戸惑ってるんだけど…」


僕は死神に気になったことを聞いてみた。すると死神は答えた。


死神:「あなたが地球に転生すると運命が歪んで大変なことになるから。あの時怖い雰囲気だったのは人払いが自然にできるからよ。自然に人間は気づかずに避けるものなの。私に気付いた○○はすごいのよ。もう少しでマリア様のところにつくからお話は終わりね」


意外と目的地は近かったのかすぐについてしまった。その場所は物凄くきらめいていて高貴な存在がいるのは分かる。そこにはやっぱり高貴な存在がいた。


マリア:「高貴な存在だなんてねぇ~嬉しいこと言ってくれるじゃない」

と僕の心を読んだのかばれてしまっている。


○○:「あのなんで僕のことを呼んだんですか?なんか契約とか死神から聞いたんですけど…」


マリア:「そうね。あなたにはこれから私と契約してもらう、その条件は魔王に転生して人間国と一つの国でも同盟を貰うことができたときよ。まぁ人族と魔族は対立関係にあるから難しいと思うけどね。契約の対価として○○に3つのスキルを選べるわ。あと長く生きれば生きるほどスキルポイントが多くなるから頑張ることね」



○○:「はい、分かりました」

ポイントのために僕は長生きをしないといけない。スキルも3つ貰えるらしいから慎重に選ばないとな。


マリア:「あなたに名前はエルメアという名を与えます」


エルメア:「エルメアって名前はいい名前だな」

なんか自分の名前にしっくりくる感じがある。



マリア:「私は契約の望みを言いました。あなたが私の契約を果たすことができた時望みを叶えます。どんな願いにしますか?」


エルメア:「次の転生の時に、あなたの息子になりたいです」

エルメアは契約が果たされたときにマリアの息子になる願いにした。まぁなれるかは分からないけどさ…


マリア:「それでは、スキルを選びましょうね。一応何系のスキルかまとめておいたからそこから選ぶといいわ」

といいスキルの一覧が出てきた


◇・◇・◇


通常スキル

・感知系…周囲の環境や魔力などを感知することができる

隠密のスキルがあるとスキルを習得しやすい

・物理攻撃系…攻撃するときスキルの内容により補正が+される

戦闘力補正のスキルがあるとスキルを習得しやすい

・魔法系…魔法を使うときスキルの内容により補正が+される

魔法に適性があると魔法系スキルを習得しやすい

・付与系…武器やアクセサリーなどに付与することができる

付与は使えば使う程成長する。

固有スキル

・特殊系…スキルの内容により異なり補正はないがほかのスキルよりも強力

生まれ持ったものなので習得は不可能と言われている。


マリア:「この中から選ぶといいわ。運命を感じるものは必ず選びなさいね」


エルメア:「はい。そうします」


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