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ナンバーカードを追いかけてへの応援コメント
真琴と冴の関係性いいですね。真琴の一番辛い時も知っていて、医者として、友人として、そしてライバルとしてって感じが凄く良かったです!ランナーとして、二人で抜きつ抜かれつ駆け抜けて行くんでしょうね。素敵な物語をありがとうございました。
※返信
百合の付き合ってる定義は難しいですし、告白シーンもないので〝察してよ。〟とその後のシーンでそこまで進展しているとはちょっと分かりづらいかもです。真琴の事情が事情ですので最後に手を握るのも安心させるために取れました。
差し出がましいようで恐縮ですが、例えば、今夜の夕飯は何にしようか?とか、次の遠征は旅館にでも泊まる?とか、冴が言って二人のオフ時の関係を想像させると雰囲気を壊さずに恋人感がでるかもしれませんね。
長文と、個人的な感想を失礼しました。
作者からの返信
たっきゅん様、見つけていただき、またコメまで頂き、ありがとうございます!
共依存ではなく成長し合う恋人という関係を書いてみたかったので、狙い通りに感じて頂けたら嬉しいです。(百合小説なので最終的には付き合っている設定なのですが……伝わりにくかったですかね?)
>たっきゅん様
なるほど、どちらともとれる話であるかもですね~。
けれどもそういう微妙な関係も、それはそれでいいような気もしますので、この話はこのままにしておこうと思います。すべてを明らかにしておく必要もなさそうですし……友情もまた尊い!
貴重なご指摘、ありがとうございました!
編集済
ナンバーカードを追いかけてへの応援コメント
引用で失礼します。
――
「スタート十秒前。五秒前……」
晴れた国道の空に、再びアナウンスの声が響く。
目の前に広がった冴の背中のナンバーカードに、私はそっと触れた。
後ろ手に私の手を強く握り返した彼女が、振り向いて朗ほがらかに笑う。
止まっていた時間が、再び動き始める。
途中棄権きけんなんて論外。
号砲とともに、私と冴はストップウォッチのボタンを同時に押すと、果てしなく続く路上へと飛び出した。
――
この終わりがとてもすばらしいです。
勝手な感想など:
冒頭の十行の状況説明が短編全体のボリュームからすると少し煩わしさがあるかもしれません。
ちょっと荒いアイデアですが、たとえばもし私なら……
え、走る目的?
そんなもの、別にないよ。
(あくまで、私なら、ですが)
これから始めて、フック(つかみ)をいれたあと、説明を散らして入れ込んでいく、という方法をとるかな?と思います。
88でもそうでしたが、女性の語りがとてもお上手です。
ただ本編に関しては、地文にある主観語りは少し調整した方が、上質さが保たれるのでは、と勝手にそのようなことを想いました。
ひゃー、そんなこと~ や ボーイッシュな
といったあたりでしょうか、ほんの僅かの調整で、文芸よりになりますが、文芸を目指していないのであれば、むしろこのような軽さは求められるのかもしれませんので、私の感想などフル無視してください!💦すみません……
今私もなかなか時間がとれないでいるのですが、皆さん時間が取れない中でこうして交流にも時間を割いておられる、ということに染み入っています。
応援します!!ランニングも小説も、ぜひぜひぜひぜひずっと続けていかれてください。
それから、最後に信じるのは自分、貫いてください!
作者からの返信
貴重なご指摘、ありがとうございます!
つかみが大切、Web小説だけではなくすべての小説において最重要項目でありますのに。
主観語りもおっしゃる通りです、きちんと描写すれば軽い言葉で流さなくて済むのに。なんなら人称と視点も私の小説ではすべて崩れがちです……これらすべて、賞を目指すのなら致命的な項目ばかりです。
地文はきっと、「ライ麦畑」の影響が大きいんだと思います。村上春樹さんではなく、野崎孝さんのほうの。大それてはいますが、若い人、特に中高生くらいに読んでほしいというのがあって、心情を砕けた調子でストレートに語らせてしまうのです。もっと行間を読者様にゆだねてもいいのに、おせっかいですね。それでも心の中をきちんと描写できるのがテレビや映画、漫画などと比較した小説のアドバンテージだと勝手に思っていたりして、押しつけがましくなってしまうのです。
次作でもこの傾向はあるのですが、少し推敲してみます。
いつも気にかけていただき、痛み入ります。少しでも良いものにするべく、精進していきます!