B・B・Aは止まらない！

できることをできると言って何が悪い？百人一首で思い出したこと

　今日、仕事場でお詫びの品を貰った。

某おかき専門店なのだけど、おかきと一緒に百人一首が書かれた紙が入ってた。

そういえば、百人一首でちょっと嫌な思いをしたことを思い出した。

それは忘れもしない高校2年の冬休み前のこと。

古典の時間の冬休みの宿題で百人一首を10首を覚えること。

休み明けには10首とその歌の現代訳を書くテストします。

と告知ありの宿題でした。

「うちは小さい頃から百人一首しかしたことないから、覚えてるのあるし

楽勝かも～」

って友人と話をしておったのですよ。

本当に我が家ではお正月のカルタは百人一首一択。

物心ついた時から百人一首しかしたことがなかったんです。

というより他にカルタがあるとは知らなかった私…。

幼稚園の頃から家族で百人一首をするんですが

家族の中で一番小さいので暗記して少しでも早く見つけないと

勝てないので、一生懸命覚えていました。

そんな家庭の事情もあって「楽勝」発言したんですが、

それを聞きつけた古典首位を自負するクラスメイトS崎さんが

古典の先生にチクった。

おかげで先生から呼び出されて

「百人一首のテストことでやってもいないのに出来るって自慢してるみたいだけど

出来るか分からないのに、そんなこと言わない方がいいわよ」

いやさ、出来るから言ってんじゃん！とか

S崎さんに言ってないし！自分が一番と思っての妬みじゃん、それ！

って心で思いながら自信の裏打ちを先生に説明しました。

「でもね先生、うちは幼稚園くらいから百人一首しかしたことないんです！

それに『む・す・め・ふ・さ・ほ・せ』で7首、

家族と私の十八番（おはこ）が4首、

それ以外にも覚えてるのがあるし、10首以上覚えてるから

書けるから言っただけです！嘘ついてないし。

あ、満点とればいいんですよね？満点！」

いやもう、その時はかなり腹が立って満点取ればいいんでしょ！

って宣言しちゃいましたね。

その結果、宣言通りに満点取りました！

S崎さんも悔しそうな顔してました。

でもね、本当に百人一首しか知らないので

『いろはかるた』で同じテストされたら

全然かけない自信あります！(爆)

奥ゆかしいのが日本人とはいえ、本当に出来ることを

出来るって言っちゃダメなんですかねぇ…。