応援コメント

幕間 その1」への応援コメント

  • 『それ』とやらの話の最後に出てきた声の主が気になりますね。ここまで読んでるとどうしてもあの人のことを思い浮かべてしまいますが…。

    作者からの返信

    いつも丁寧な感想いただきまして、ありがとうございます!
    『それ』が何かは今は置いといて、誰と話していたのかは、大変重要なところです。
    そして、長多様の仰るように、ここまで読むと連想できてしまう人がいますよね。
    果たして本当にそうなのか、是非とも読み進めてみて下さい!

  • ごきげんよう、このタイミングで幕間、素敵な構成ですね。
    前半に登場した「それ」、まるで生存本能だけに支配された下等生物のような感じを受けましたが、それが知性を獲得しつつ、己の本来を悟りながら復権を目指す、そんな野望と復讐心に燃えるような……。
    自分では創造神だと、前回の幕間でも感じましたが、やはり神々の内紛の結果、神の座から堕とされた存在の復讐劇なのかしら?
    後半、ここで初めて王国中枢が登場ですね。
    辺境領に対する傲岸不遜な見方がしゃらくさいですが、それにしても淵魔に対する知識の少なさ、どれだけ王国の平和を辺境に頼っていたのかが伺えますね。
    ただ、王太子の話だと、騎士が食われた、それが強大な淵魔登場の原因だったようにも思えますね、騎乗していた馬も一緒に食われたのでしょうし。
    王が王太子の意見に否と答えた、その動機が気になりますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、構成を褒めて頂けると嬉しいと同時に、恐れ多い気がいたします。でもやっぱり嬉しい、ありがとうございます!

    淵魔との戦い、その根幹を成す存在ですが、単に人や生命そのものを害したい、とは違う模様。
    まさしく復讐劇に違いなく、堕とされた神にも違いありません。
    ただ、そこの本質については、少し行き違いがあるかもしれません。

    そして、今までのお話では、隅に追いやられていた王国中枢の描写を一つまみ。
    為政者にとって、辺境は自分の思うままにならない、不遜な存在、という見方をしているようです。
    それまでの平和が、どれほど辺境の血と汗で贖われて来たのか知らない故の、愚かな考えなのです。
    辺境に武力蜂起されたら絶対勝てない、というのも一つの問題ではあるのでしょうけど……。

    そして、人馬一体の淵魔は何処から来たか、一つのアンサーです。
    幕間では中枢の動きと、これからの繋ぎとした構成で、神の暗躍も窺える内容となっています。
    なので、あと一回、幕間は続きます。
    引き続き、彼らの冒険を見守ってやってください!