闇の世界で育った少女
わんこりつぁん🥉🫧
第1話 恋瞳姫
美怜「はぁ…!はぁ…!」
荒い息遣い 溢れ出てくる涙
美怜「やだ…!パパ!やだよぉ…!」
???「ふん…見られたか…。」
知らない男が父を殺す それをただ泣きながら見ていた無能な私
美怜「返して!パパを返して!」
美怜「またこの夢…。」
私は戸田美怜(とだみれい)。
今見ていた夢は8年前の記憶。
7歳の時に知らない男に父を殺された。
父は暗殺者だった。そして暗殺者に殺された。
私は父の仇を討つために暗殺者になった。
美怜(とりあえず、下におりよ…。)
この家は私の家ではない。
赤松「お、美怜。起きたか。」
こいつは赤松ただし(あかまつ)。
この家の家主だ。
美怜「気安く名前で呼ぶなって言ってんじゃん。」
赤松「じゃ、恋瞳って呼べばいいのか?」
美怜「ふん。美怜でいい。」
赤松「なんだよ!」
そう、私の暗殺者での名前は恋瞳姫(ことひめ)だ。
そしてこいつは砂銅親(さどうしん)で、私の父は百炎凛(ひゃくえんりん)
美怜「ねえ。赤松?」
赤松「あ?」
美怜「赤松はパパのこと好きだった?」
赤松「当たり前じゃねーか!」
美怜「そっか。」
プルルルル…プルルルル…。
電話が鳴った 赤松が電話の方にいく
赤松「はい。」
電話先「砂銅親ですか?」
赤松「はい。」
その瞬間に赤松の目がキツくなった
電話先「恋瞳姫は今いますか?」
赤松「はい。」
電話先「では、交代してください。」
赤松「はい。」
赤松「おい、恋瞳姫。電話だ。」
美怜「了解。」
その時に私の桃色の目も少しキツくなった
電話に出る
恋瞳姫「はい?」
電話先「恋瞳姫ですか?」
恋瞳姫「はい。」
電話先「では、仕事を頼みたい。」
恋瞳姫「なんですか?」
電話先「実は百炎凛…。」
私は百炎凛と言われた瞬間に驚いた。
そして、次と言葉に喜んだ。
電話先「百炎凛を殺した男が見つかりましたよ_。」
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