「DV撲滅運動詩 STOP DV」
織田 由紀夫
「STOP DV」~me too~
哀しみの雨が降り注ぐ中を
俺はあの娘を ソッと抱き寄せた
住むところが無いんだって
家にも帰れないんだって
何が彼女を苦しめているのか
彼女は言った 旦那がDVで
オマケに性的虐待
五歳になる娘まで
通帳 判子一式
スマホにモバイル充電器
もしもの為にと 取ってた
警察SOSカード
叫ばなければ いけない夜が
もうすぐそこまで迫って来ている
私はあなたを忘れて
やり直すの
人生 今ここ 始発待ち
あなたは私を忘れて
やり直して
人生今ここ 終電過ぎた
穴だらけのこのブラウス
アザだらけの この体
あの人は何も聞かず ソっと唇重ねた
愛し続ける 素敵な朝は もうすぐそこまで約束されてた
あの人は それを踏みにじり
我が物顔で 連れ戻そうとして来た
子供だけは傷つけないで
私の事は 何度でも殴っていいから
軽蔑するのに 理由なんていらない
来週の日曜日 彼と逃避行
私はあなたの遊び道具じゃ無い
私はあなたを軽蔑 軽蔑
探し続ける あの人の事なら
それでも私は
暴力絶対許さない
この子を守り抜く
雨止む街 希望の虹が
私の前で微笑んでくれている
時は過ぎ去り この子も大人
愛を注いで 私は育てて来れたのか
NO DV NO DV
STOP DV SYOP DV
STOP DV STOP DV
STOP DV STOP DV
STOP DV
「DV撲滅運動詩 STOP DV」 織田 由紀夫 @yukio-oda
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます