創作論というかリクエスト

物語の構成

プロットテンプレート

テンプレを恐れない

　むしろテンプレに如何に忠実であるかのほうが大事だと思います。ええ、わかってます。実際忠実にテンプレ通り書こうとすると書いてる側に拒否反応出るんですよ。

　メディアミックスで成功してる作品を見て、こんな大舞台で自分の可愛いヒーロー、カッコいいヒロインが活躍している光景を妄想して、人物だけ変えて忠実になぞろうとしてもそれでも別物になる。

　この別物になってしまう部分が個性なんだろうなと思います。求めてるのはテンプレ展開が醸し出す爽快感、俺Tueeeな主人公への感情移入による現実逃避であって、個性なんかこれっぽっちも期待されてないことぐらい読み手どっぷりやってたから知ってます。

　パワーインフレは起きるものでなくて起こすモノです。ただ収拾付かなくなります。ここをうまく収拾つけようと思ってしまうわけですが、そこでいったん落ち着いて、ビッグタイトルがパワーインフレをどうハンドリングしてるか確認してみましょう。案外放置というか、無限にインフレさせて宇宙とか異次元に行っちゃいますよ。それでいいんです。

　執筆と読書というよりは、生産と消費であってほしいし、自分が求めるのは不愉快な現実世界から、ここではないどこかへ一時避難したいだけなんですから。