内輪受けにご用心
リスペクトの対象が同じ作家さんには親近感が湧くと同時にあまりディープな箇所からの引用や言及は、内輪ウケになります。分かる人にわかってもらえれば良い程度として、知らなくても楽しめることを担保してください。
先日このネタ、どれくらいの人がわかるのでしょうかと言われました(笑)。間違いなく同好の士だと思います。しかし内輪ウケすれすれとその方は思われたということです。私の認識では、これは「全人類知ってる教養」だろうと思っていたのでサッと言及したわけですが、少々ニッチだったようです(笑)
この内輪ウケには2つの回避策があります。
一つは、ジャンルやメディアを跨いで一つでも多くの元ネタを入れまくって弾幕を張るというもので、どれか当たってくれればいいやと打ちまくる方法です。こちらは作者が100打って伝わるのは5とかそんな感じになりますので、作者自己評価で超面白いつもりでも、読者には、ふーん?ってくらいの温度差が発生します(近況ノートで下書き中に自家中毒になるほど笑い転げた話暴露してますが、たいていこんな感じのヤツですw)。効率の良い方法ではないかもしれませんがまずは誰にでもできる簡易さはいいところです。ネタも無双も盛り過ぎなぐらいでちょうどいい。
もう一つの回避策は、元ネタの持つ面白さを解析して、その面白さの普遍的な要素を抽出濃縮して自分で再構成するという方法です。それは高度な知的作業であるため疲れます。しかしキマったときは気持ちいいでしょうね。読んでいる時に、あっ、コレはあれとあれからこう抽出してこう再構成したのかとわかるのも面白さですね。
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