とりあえず小説を書きたい人のための創作論

睦月

💡とりあえず書け

 この創作論はタイトルの通り、とりあえず小説を書きたい人へ向けたものです。‘‘とりあえず’’とある通り、ゆる~い感じの内容の創作論となっています。高度なこととかは全く話しません。前置きはここまでにして、今回の本題に入ります。





 今回のテーマは、「とりあえず書け」です。いや、書けないからこの創作論を読んでいるんだよ、と思うかもしれません。


 別に、最初から「小説」を書けとは言っていません。何でもいいから書くんです。小説を書きたいと思っているけど書いていない人は、そもそもはじめの一歩を踏み出せていないんです。だから、はじめのハードルを下げる必要がある。


 いきなり小説を書こうとすると、書き出しに悩み、結局空白のまま、なんてこともザラにあります。そして、気がついたら書く意欲すら失う。


 だからこそ、「とりあえず」書くことが大事なんです。極論、「あいうえお」とかでもいいので何かしら書きましょう。


 「あいうえお」などを書いた勢いで、今度はちょっとした設定をメモしていく。主人公は女性か中性か男性か。書きたいジャンルは何か。


 「小説を書いてみたい」と思っているのなら、きっとどんな小説を書きたいかという思いもあるはずです。最初は、それを忘れないうちに書き出していく。


 一度筆が乗れば、細かい設定だってそのノリで降ってきます。最初から設定を練りに練りまくろうとして結局何も書けないくらいなら、はじめはちょっとしたことからやってみましょう。


 ある程度設定が練れたら、本文を書き始める。それがとっつきやすいと思います。


 勿論、書けるなら唐突に本文から書き始めても良いと思います。結局のところ、小説の書き方は人それぞれですから。ただ、こういった方々は「小説を書けない」なんて段階ではなく、そもそもこの創作論を読むこともないでしょう。ということで、この件に関しては割愛。


 今回のテーマに関する大まかな説明はこれでおしまい。とにかく、書いて、そして書き上げることが大事です。どんな作品でも、一度その作品を最後まで書き上げる。書きかけよりも書き上げた方が断然良いです。小説を書けたという自信もつくし、ラストまでいかないとわからない改善点だってあります。結論。とりあえず書け。




 こんな感じの雰囲気の創作論となっています。若干、脳筋みたいな思考だった気もしますけど。まあ、細かく適切な内容で辞書みたいな創作論は、すでに素晴らしいものを他の方が書かれていますし。ここはそういったものに気後れしてる人やとっつきにくさを感じている人向けです。需要あるかは知りませんけど。


 最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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