落ち武者ちぇーんそーず

登場人物とあらすじ

　落武者チェーンソーズ　キャスト

　・主人公　寒村（かんむら）ゆうじ

　・仲間1　奥野重（おくのかたし）語りべ

　・仲間2　奈多崇文（なたたかふみ）

　・奈多の彼女　葛城雪奈（かつらぎゆきな）

　・組織のボス　江田平吾（えだへいご）

　・参謀　土岐田銀杏（ときたいちょう）

　・手下１

　・手下２

　・手下３

　・敵対するボス　小諸時成（こもろときなす）

　・モリモリ材木店　親方　森末達治（もりすえたつじ）

　・奥さん　森末民子（もりすえたみこ）

　・息子社長　森末元治（もりすえもとはる）

　・社長の奥さん　森末裕美子（もりすえゆみこ）

　・同僚1　山本芳太郎（やまもとよしたろう）

　・同僚2　清水富作（しみずとみさく）

　・森林組合　森林部長　澤木和久（さわきかずひさ）

　・村の人間　鈴木浩二（すずきこうじ）

　・ジジイ2

　・ジジイ3

　・重の父親

　・重の母親

　あらすじ

「田舎から上京してきた奥野重は、東京でアルバイト生活をしながら、自分の将来を憂いていた。

　そんなある日、偶然出会った同郷のセンパイ、寒村ゆうじに誘われて高額アルバイトに参加することになったのだが、そのバイトというのは、架空請求の詐欺グループの一員であり、その日から、重は、詐欺グループの片棒を担いで、奔走することとなる。

　重の所属するグループの班長は、奈多という変わった男であり、この男の下で、ゆうじと重は詐欺行為を重ねていく。

　瞬く間に一年が経過したころ、詐欺グループで二つの事件が起きる。

　ひとつは、組織の金、三億円が何者かに奪われるという事件で、裏切り者を探すべく、組織の厳しい追及が始まる。

　同じころ、台頭していた半グレグループに急襲されて、組織のボスは殺されて、組織は壊滅状態になる。

　そんな折、組織の金を盗んだと疑われたゆうじは、幹部の一人、土岐田銀杏に追われて、重の家に逃げ込む。

　ゆうじと重、そして、敵対する半グレグループに追われてきた奈多とともに、三人は奪った車に乗り込んで、東京を脱出して、一路西へ向かい、途中、静岡県の山の中で、車が大破する事故を起こす。

　あくる日の朝、通りかかって事故車に気づき、救助してくれたのは、実家で林業を営む若い社長であった。

　その日から、三人はその社長に家を借り、林業に従事するという条件のもと、家を借りて、田舎に潜むことになったのであった。

　田舎出身であっても、ここまで山奥で暮らしたことがない重とゆうじ、そして奈多に至っては、渋谷の都会育ちという根っからの都会っ子であり、しかも林業など、見たことも、まして、やったことなどない三人が、林業を通じて、新しい自分を見つけていく」