13位・「LIGHTHOUSE ~悩める2人、6ヶ月の対話~」

 Netflixシリーズで、総合演出・プロデュースは佐久間宣行が務める。


 佐久間宣行の「悩める人々の明かりを照らす灯台でありながら、自分たちの足元は暗そう」という印象から、「LIGHTHOUSE」というユニット名を与えられたミュージシャンの星野源とコメディアンの若林正恭が、1ヵ月の間に考えた悩みや日常の出来事を記した「1行日記」をもとに悩みを話あったりする。


 星野源が42歳、若林正恭が45歳。

 人生を四季に当てはめると、彼らは秋の時期に入っている。夏の暑さは過ぎ去り、冬の寒さに備える時期。過ごしやすいけれど、人生の中で考えると中途半端。言い換えるなら、曖昧でも良いかも知れない。


 この曖昧さの中で浮かびあがってくる悩みは、人それぞれだけれど、等身大で悩んで良いと言ってくれるような優しい番組だった。

 あと、番組で制作された星野源の楽曲はどれもめちゃくちゃ良い。

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