最底辺の男
いなかぼっこ
第1話 フルコンプレックスの男
初めまして、村上直哉です。突然ですが、僕はコンプレックスの塊です。ポジティブにもネガティブにも作用する。なので、コンプレックスを集めています。簡単に言いすぎました。コンプレックスとは英語で「複雑な」と訳されていますよね。儚くも僕達は、複雑な心の正と負をいつでも抱え込んでいるのです。かっこ悪い・ダサいだけは負けたくないという人間です。カッコ良いと偉そうにしたい人、カッコ悪いとお嘆きの人も僕の事をダサいと思って、まずは小馬鹿にして欲しい(性癖じゃないですよ)です。文句までは言わないで欲しい所ですが。
何でもない事を言い合えるまで凄く時間が掛かりますよね。自分はカッコ悪いと思ってましたから自分にしか無い事を探そうとするのです。そういう意味ではダサいという事を肯定する事は自然な考えです。我々、人間はまだその考えの最中であると言えますよね。
村上直哉とはどんな奴だよと思われるとなりますでしょうからその一部を記したいと思います。
低身長、肥満、見た目が汚い、顔は大きく手は小さく足は大きいアンバランスさ、皺が深い、強面なのに間の抜けた顔
しゃべり方が下手くそ、身の丈に合わない事を言う、ルールを守らない、引き籠っていた事、重みがない、友達が少ない、女性と付き合ったことが無い、デート経験がないetc...。世の中的に悪いと言われる要素はかなり持っていると自負しています。僕の紹介はこんなところでしょうか。僕はもっと劣を集めていきたいです。こういう所も駄目な所ですね。
以上に挙げたのがほんの一部ですから、悩みは尽きない訳です。
悩みの多い多感な時期な時期にはコンプレックスは自殺やいじめや無視、暴行、果ては殺人の動機に使われる事も多くあります。複雑な心の、主に「負」に位置するコンプレックスを打破する為には、「打ち勝つ」のではなく「受け入れてみたい」と思える様に考えをシフトチェンジする実感を得る事を考えてみる必要があります。
劣等感とどう付き合い、楽しむまでに至るのか。それはとても大変な心構えと決断力が必要ですが
村上直哉が劣等感と向き合い楽しむまでに至るまでの経緯と経験則を少しお話しさせて下さい。
・幼少期に重度の色盲、遠視、
最底辺の男 いなかぼっこ @inakabocco1026
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。最底辺の男の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます