第5話「謎の依頼篇05 黒百合の華」
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「はぃ。」
ヴォン・ジュ〜!私くしぃ、シルヴィ・シャルトルですゎ。叔母様を呼んで。
「お待ち下さい。」
「…シャルトル…?どなただったかしら?」
ーーぽかんとした顔でこちらを観てる。
ゃだわ、叔母様 。
3年前、ラビュタン国のデモンド様のモノになったシルビィですゎ。
お祝いに来ていただいて、お話しましたでしょう?
この度、弟が結婚するのでュグド国に帰って来ましたの。
叔母様達だけ式に来ていただけなかったので、私くしぃ…心配でぇ…。
ーー嘘。
*:*
手を取ってぎゅっと握り眼を魅つめる。
女は思い出したのか様に話し出す始める。
「…ぁあシルビィさんね!お久しぶり!」
叔父様もお元気でよかったわぁ。
お姿をみかけないので、皆さん心配されてましたょ?
でも、よかったぁ、お元気でっ!
ーーこれも嘘。
*:*
手を取って、ひと撫…首を傾げ、眼を魅つめる。
「…!シルヴィ。久しぶりだねぇ。ラビュタン国からクゥリァナは何も不便はなかったかな?」
もちろんですゎ!いろんな景色を見て、いろんろ買い物もしましたのょ。
ーー操り人形の出来上がり。
それでね、叔母様。ュグド国にいる間泊めていただきたいのぉ。
「ええ、構いませんわよ!お好きなだけ泊まって!」
ー1 mui
「シルヴィさん、お外でゴゥディしましょう!」
あら?叔父様は?
「お友達とお話があるんですって。
それに夜も、別のお友達と夕食会ですって。」
じゃあ、夕食は叔母様と2人っきりねぇ!
ぅふふふ。シルビィ…楽しみだわぁ!
「そうね…。」
叔母様ぁ!もっとお呑みになってぇ。
「駄目よぉお、シルビィさん。もう呑めないわ。
これ以上酔うと寝る前にアノ人と話せなくなって…しまうもの…。」
ーー操り人形のはずが逆らった?
じゃあ、シルビィが呑ませてあげましょうか?
「んっんふ、んぅ…。」
ねぇ?まだ呑めるでしょ?
「そ、そうね…。もっと呑むわ!!オ、ホホホ!」
>>ぐびぐびぐびっ
さぁ、叔母様。シルビィを魅て。
*:*
「シル…ビィ…。」
>>こてん
ふふっ…叔母様良い夢を…。
ーー見るからに怪しい。
1人、2人、3人…ぞろぞろ。
何故か集まってくるな、と思ったら灯りは1つだけ。
小声で何か話し合ってる。
話声をかき消す為にヴァイオリンが演奏されている。
普通の人間よりは聴こえるはず…さぁ、何を話してるかな?
「リュクス様……で……なのでしょう?」
「そして……が……本当ですか?」
「ああ、……は……だ。」
ーー明日は、少し近づいてみるか。
ー2 mui
「シルヴィさん、今日も2人で夕食ょ。
……アノ人はまたお友達が来てるんですって、ハァ…。
ぁ、コレとてもヴェルでしょう?」
ええ。素敵ね!色もいいし、滑らかなこの手触りも素敵だわぁ!
シルヴィ、気に入っちゃったぁ!
「毎日、毎日いったい何を話してるのかしら?」
そうねぇ…きっと難しい話ょ。それより呑みましょ?
叔母様にはシルビィがいるゎ!
「そうねぇ、シルビィが居てくれるから寂しくないわ…。」
…叔母様、どうしたの?楽しくない?
「アノ人 何故、よそ見をするのかしら?」
何故かしらねぇ?
「わたくしだけを見てくれたらいいのに…。何故、そうしてくれないの…。」
ぅふふふ。酔ってる叔母様、可愛いぃ。
「んっんぅ…。んっ。」
どうしたの?叔母様?
「ダメっダメよっ。シルビィ…!」
ーー今夜も逆らうのか。
どうしてぇ?叔母様は気持ち良くなっちゃ、いけないのぉ?
「ぁっ!あぁっ!…確かに…気持ちいいわ…チガッ!とにかくッダメなの!!」
そうなの?残念だわぁ。叔母様といっぱいしたかったのにぃ…。
「…ハァア、明日もアノ人お友達が来るのかしら?」
その時はシルヴィがいるわ!ね?叔母様、シルヴィを魅て。
ーーさぁ、眼を魅ろ。
*:*
「オホホ、。そうね。シルビィ…がぃて…くれ…る…。」
>>こてん
「せっかくラィルのオルフェスタを遣って、デマレ・ノゥジェルドを
消したのに、オフェルニゥムがロヮイェになってしまいましたわ!」
「ラィルは、もう利用できない…どうしたものか。」
「皆さん、心配いりません。我が「obuscurité」オヴォキュスリィティ
が問題の解決に取り組んでおります。
「「「おぉ、素晴らしい!」」」
「我ら、「areiiance des ombress 」 オムヴァリィズ・アリョンス!
「「「ミカィル様にコノ思い届くまで!」」」
ーー黒の力を遣っているから、その思いは…ミカィルとやらに届かない。
人間は、愚かで滑稽…呆れるくらいに。
マルクスの両親の暗殺にマクベスの父親が関わっているとは…。
でも、今回はマルクスに掛けられたかも知れない呪いを探す仕事…関連してそうだけど…。
まぁ、いいや。
今夜はよく聴こえたけど、灯りを向けらたら…隠れられる所が少ない。
ー3mui
叔母様、今日は私くしこのお部屋でゆっくりしたいわぁ。
まぁ!このお部屋には、これがあるのね…!
叔母様に弾いて差し上げるゎ!
「…シルヴィ、とても上手だわぁ。うっとりしちゃうミュウジィアだわぁ…!
今夜の夕食、叔父様は?
「今夜も2人よ…ハァ。」
そうなの。じゃあ、2人で楽んじゃいましょ!
叔母様、魅て魅てぇ。
「ヴェルよぉ!シルビィ!」
さぁ、叔母様も。
ォホホ、どぉう?
素敵よ、叔母様も。ねぇ…。
「ぁ…んぅ…んっ。んん。んぁっ。あっぁっあッ。」
身体は正直ねぇ、叔母様?
「あぁっぁあん!ぁぁは、んんっあぁ!」
叔母様、ここが好きなの?
「あぁ…ぁあっ…シぃ シルビィぃぃぃ…。」
なぁに?叔母様?
「あぁッ!ぁっ!も!ダメぇっあぁっ!」
ぅふふふっ!じゃあ、シルビィが連れてってあ・げ・る。
さぁ、目を魅て…。
「あぁっあっあぁッあッあッあぁッぁぁぁ……。」
*:*
ーー始めからこうすればよかった…。
さぁ、どこにィくかな?
堕ちてィけ堕ちてィけ。
どんどん堕ちてィけ。
ィきつく先はどこかな?
堕ちた先はどこかな?
「贈り物に問題はないか?」
「もちろんです。リュクス様…。どんどんやつれていってロヮイエは務まらないでしょう!
そうなれば、ァジェント・アレクシィジェルマン様がロヮイエです。
「おぉ!素晴らしい!!我らの心、ミカィル様に届く時!」
ーーここまで、監視してたけどほぼ確定。
後は、呪いの処理だけだけど…?
呪いを見つけるのは、向こうの仕事かな。
!?
ハッ⁈
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