うらしまたろう違い
saito sekai
可笑しな死
ある朝、目覚めたら私は巨大な亀の甲羅の上で寝ていたのだ。どうなっているのだ…唖然としている私に、亀は話し出す。
「うらしまたろうさんですよね?竜宮城にお連れしたくて、このようなことをしてしまいました。これから向かいます。さあ、私と一緒に行きましょう」
そう言って亀は海に沈んでゆく。私は確かに、うらしまたろうだ。しかし裏市磨他老なのだ。同音異義なんて、亀にわかるはずないじゃないか…
そんな言葉は空しく海の泡と化したのであった。Fin
うらしまたろう違い saito sekai @saitosekai
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