倉田のエッセイ集
@komame-kurata
初めての一人カラオケ
僕が一人カラオケというものに初めて行ったのは、8か月ほど前のことだ。
恥ずかしながら、20数年の人生で、それまで一度もカラオケに行ったことがなかったのである。
最初に行ったときは、大好きなMorfonicaの「Daylight-デイライト-」を歌おうと意気込んでいたが、店員さんや他のお客さんに自分の歌を聞かれるのではないかという恐怖心から一曲も歌うことができず、ただジュースを飲んで漫画を読んだだけで終わった。
それから半年の月日が流れ、リベンジをしようと思い立った僕は、再び同じカラオケ店に出向いた。いざ歌おうと「デンモク」なるリモコンを使って「Daylight-デイライト-」を選曲し、曲が始まるのを待つ。
すると突然、爆音の前奏が鳴り響いた。僕は慌てて音量を小さくしようと機械のつまみを回す。しかし音は小さくなるどころか、さらに爆音になった。
後で店員さんに聞いたところによると、どうやら回す向きが逆だったらしい。
そんな恥ずかしい思い出のある一人カラオケだが、今となっては僕の立派な趣味の一つとなっている。
実際に歌ってみた話はまたいつか。
ここまで読んでくれてありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。
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