卒業後の出来ごと 418
その後の自慢と後悔
こうして作業が進み企画を立ち上げて半年後、最初の企画が行われるのだが、それはまたの機会。
このあとも卒業まるまでに十二回ほど行われ、その儲け協力してくれた皆にも還元されて、その一部の富は学校の新たな分野が設立を余儀なくされた。
卒業の日キドからとんでもない権利を貰った。それは『魅音座が所有する土地や場所に自由に出入り参加できる』それは運営も含む特別な権利だった。
キドは「もしもの時に来てくれると助かる」と建前にして、これからも意見を貰いたいという口実が本音だった。
初めその権利の内容を聞いて自分は「下手したら乗っ取るかもしれないがいいのか?」とイタズラに行ってみたら「そんなときは、初めて出会った時と同じように追い出してやるよ」とイケずな顔をして答えてきた。
その表情を見て、まったく痛いところを突くなと思いながら出藍の誉れを感じざる思えなかった。
この後、前述した家督戦争の話になるのだが、それはもう語っているからそのあとの話を次はしよう。
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