　恵方巻　基本、海苔巻き好きと言う　潜在意識くすぐって来る

　明日は節分ですね。昔は鬼の面をかぶって豆まきをするくらいが節分でしたが、90年代頃からでしょうかね、豆まきだけじゃなくて海苔巻きを食べるご家庭が増えて来たのは。

　恵方巻の販売の際、店員にノルマが課される店が有ったりとか、なにかと問題が有るとも聞きますけれども、やはり店先に海苔巻きがずらーっと並んでいるのを見ると、つい心惹かれてしまうものは有ります。

　あの気持ちの正体って一体何なのかと以前真面目に考えて見た事が有って。

　基本、日本人は海鮮海苔巻きが大好きで、できれば毎日食べたいと思っているけれど、ハレではなくケの日に買って帰るには、あれは値段がまあまあする、と言うことに起因するんじゃないかという考えに至りました。

　要は、「いつだって海鮮海苔巻きが食べたい！」ってことなんでしょうね。

　あと、日付と方角を決められたりして、指示があまりに的確なので、やらざるを得ないと言う外堀の埋め方が絶妙だったから、９０年代の冷蔵輸送技術の向上と相まって、こんなに流行ったのかなと思いました。

　そこまで決められたんじゃあ、縁起物だからねえ……（と言いつつ、本心は海苔巻き食べたかっただけ）と、財布を開かせる巧妙なシステムが構築されたのではないかと推察します。

2024/2/2

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