　木の根元　そこをつつくか　若（わか）小啄木鳥（こげら）

　公園のクヌギの木の根元に、なにやらキツツキのような鳥がいて、この手の小鳥は大体、人が来たらかなり遠くから見ているだけでもすぐに飛び去ってしまうのですが、この子は頭の毛もまだふわふわしていて若い小鳥なのか、警戒心が無く、３メートル先くらいまで近づいても逃げませんでした。

　撮った写真を見ると、コゲラという種類のようです。

　キツツキですから夢中で木を突（つつ）いていて居るのが可愛らしかったのですが、ただ突（つつ）いてる場所が、

「え？　そこ？　そんな低い所？　キツツキってもっと木の高い所突（つつ）くイメージじゃね？　こんな低いとこ突（つつ）くなんて、君ほんとにキツツキ？」

　みたいな木の低い所の根元だったので、そう言うこともあるんだな、と思って見てました。

2024/1/10

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