復興の支援サイトに涙出て　ドライアイだと美容師に言う

　先日、美容院に行った時、正月に起こった大規模災害の復興支援のふるさと納税のサイトをスマホで見ていました。

　年を取ると涙腺が緩くなるのか、被災地の写真の、その筆舌に尽くし難い惨状に、何やら目から水が溢れ出てしまい、ああ、これは絶対美容師さんに怪しい人だと思われるやつだと思い、苦し紛れに「あ、ドライアイです～」って言い訳してました。

　どこかの自治体に寄付をするつもりでしたが、良く考えて見ると、もしかして復興の仕事で大忙しの自治体に、今寄付なんかしたら、伝票発行やなんかで、余計に手間を取らせてしまうのではないか……、という不安が心を過りました。

　ところがふるさと納税のサイトをよく見てみると、「代理自治体」という制度があって、当該被災地以外の自治体の名前が書いてある。その代理自治体の方が、被災地に代わって寄付の受付の代理事務をしてくれているんですね。おおお、なるほど。

　自分の町の普段の仕事だけでも日々忙しいでしょうに、被災地に代わって寄付の代理事務を引き受けてくれる自治体が有るなんて、なんと有難く心強いことでしょう。頭が下がる思いです。

　なので、心置きなく被災地に寄付（返礼無し）をすることが出来ました。

2024/1/9

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい