第4話映像
椿はパソコンにフロッピーディスクを入れ、道草と一緒に映像を見た。
映りだしたのはどこかの廃墟とおぼしき映像、そして廃墟は山の奥にあるようだ。
『これから悪魔の儀式の全貌を紹介します、大変ショッキングなシーンが出てきますのでご了承ください。』
ボイスチェンジャーのくぐもった声でのナレーション、カメラは廃墟の中へと進む。
まずはとある一室へと来た、そこにいるのはそれぞれ私服を着た七人の老若男女。もちろん顔はモザイクで隠してる。
『こちらは、SNSにて儀式の申し込みをした我らの同志たちです。これからこの七人に、儀式を執り行います。ですが儀式の前に七人には、儀式に相応しいか確かめさせていただきます。』
すると黒いローブを着た男が、たいまつと先が四角い鉄の棒を持ってきた。
『これから彼らには一人一人、焼印を押していきます。焼印の苦痛に耐えられた者だけが儀式を受けられるのです。』
そして信者一人一人に焼印が押された、信者の姿は映っていたが、呻き声は効果音で処理されている。
「そしてこれが、儀式の資格を得た証です。」
紙には三日月のマークが記されていた…。
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