第25話 カクヨムコン9振り返り②自分自身の振り返り編

 皆様、こんにちは。

 カクヨムコン9振り返り①分析編に続いて、今回は自分自身が応募した作品について振り返ります。



8:最後に。自分自身の振り返り!!


 思ったより長くなってしまいましたが、前回の分析を踏まえまして、自分の反省会をしますよ〜!


 まずは、小説の作り方。

 ここはちゃんと押さえて、作りたい!

 まとめると、次のようになります。


 ○ジャンル・部門にちゃんと寄せた作品を書く

 ○定番要素をちゃんと入れる

 ○キャラクターの魅力をもっとしっかりと作り込む

 ○同時に、既存/テンプレだけではない魅力を作る

 ○タイトル、キャッチコピー、タグにちゃんと『引っかかる』ものを入れる


↓↓↓恥ずかしいけど例として書きますよ。実際の応募作品です。


<実際>

タイトル:皇家の呪いと純白の姫巫女

タ  グ:女主人公、異世界恋愛、銀髪の王女、過去を透視できる姫巫女、幼なじみのハッピーエンド、女神神殿、呪いを解明、皇位継承争い


 これが、例えばこんな感じだったらどうでしょう?


<仮想>

タイトル:過去が視える聖女は、隣国の皇帝陛下に愛される

タ  グ:政略結婚、隣国の若き皇帝陛下、実は一途だった皇帝様、過去を透視できる聖女、ヒロインはマイペース、幼なじみのハッピーエンド、皇位継承争い、皇家の呪いを解明


ログライン:過去を透視できる聖女が実は幼なじみの皇帝様と再会して皇家に伝わる呪いの謎を解明し、皇帝の愛され妻になる


 ログラインはほぼ同じなのですが、まるで別モノの小説のようですね!?


 基本的な物語をそう変えなくても、こんな感じに作品を作ることもできたんですねえ〜(しみじみ)。

 うん、改めてログラインにすると、ああしよう、こうしよう、というアイデアが出るなぁ。


 いや、当時はいろいろ考える余裕は全くありませんでした。

 自分の中にある物語を、必死で文章化していたのです。

 でも、それだけじゃカクヨムコンに出るには足りなかったかなぁ、と思います。


 ……コンテストも終わったし、せめてタグだけでも少し変えておこうかな! 聖女ではないし、姫巫女は変えないけれど。

 『政略結婚』でもないので(そうなら話もずいぶん変わります)、こっそり『実は幼なじみで許嫁(いいなづけ)』とか入れておこうかな。


 今の『皇家の呪いと純白の姫巫女』が嫌なわけではないのです。

 自分にとっては、初めて書いた、思い出深い大切な作品。

 でも、読んでもらうことを意識する小説、エンターテイメントの点から考えると、これは自分にとっては出発点になるのかな。

 いろいろなことを学んだ作品でもありました。


 そんな、出発点の作品。

 多くの方々に読んでいただき、応援をいただき、改めて心から感謝を申し上げます。

 本当にありがとうございました……!!

 自分なりに頑張りましたよ♡


 これから作る小説は、『皇家の呪いと純白の姫巫女』を書いた当時には考えなかった視点も、取り込んでいくと思います。

 そして、どんな物語が生まれるのか、自分自身も楽しみにしていきたいです。


<今後の目標>


 定番要素を踏まえた物語設定だけど、一味違う。新しいところがある。

 そんな物語を書けるようになりたいし、同時に、もっともっとチャレンジした作品も書いてみたい。


 また、ヒロインが今までの殻を破っていったり、変身したり、という力強い物語を書きたいです。

 同時に、もちろん、素敵な王子様だったり、皇帝陛下だったりとの恋愛。

 恋愛部分は夢というか妄想を詰め込みたいですね。

 もうちょっとエッチな話なども興味あります。


 試行錯誤は、まだまだ続きそうです😊



 カクヨムコン10、参加します!

 今から作品作り、始めますね〜



〜おまけ〜


 ジャンル・部門に寄せて書く。

 定番テーマを入れる。


 そうは言っても。

「私が書きたいものとはかけ離れているんだよね……!」


 そんな風に感じる場合もあると思います。


 私は、これも大切だと思っています。


<自分が評価される場所にいること。評価してくれる場所を見つけること>


 自分の土俵で闘う。一番得意な世界で力を出す。

 書き続ける中で、きっと自分なりの答えが、出てくるのではないでしょうか。




▼カクヨムコン9に参加した長編作品はこちらです。


☆皇家の呪いと純白の姫巫女

https://kakuyomu.jp/works/16817330667213030417



  思ったよりも長い振り返りとなりました。

  ☆☆☆ここまで読んでくださって、ありがとうございました!☆☆☆

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る