1月5日 寝床

 みなさま、こんばんは。

 生きています、宮草です。


 昨日から作品として公開しましたが、たくさんのいいねと評価☆、そしてコメントありがとうございます。ちょっと自分がびっくりしています(笑)


 本日も私はお仕事へ行っていました。


 一日のルーティン。朝、避難所で起床。配給される朝食をいただく。自宅へ戻る。ちょっと休憩。出勤。夕方頃に帰宅。自宅で夕食。暗くなる前に避難所へ。


 車がないので、毎回徒歩での移動。貴重品などの入ったリュックと、毛布の入った大きな手提げ袋を持って、毎日自宅と避難所を往復しています。ちょっと大変です。


 避難所ですが、少しずつ人が少なくなってきました。片付いたから家の戻ったのか、親戚などの離れた場所へ身を寄せたのか。


 地震発生当日は、避難所いっぱいに人がいました。会議室や図書館の入ったフロアと、映画館のようなホールフロアがあります。どちらも人が多くて、映画館のようなホールの席に座っていました。前の話にも書きましたが、座りっぱなしで寝ることもできず、夜が明けるのをひたすら待っていましたね。


 二日目は、ホールフロアにほとんど人がいなかったです。ホールの出入り口前に、横になれるような長いソファが置いてあったので、そこで寝ました。横になれる喜び。


 三日目、四日目になると、ホールフロアはまったく人がいなくなり、会議室フロアがメインになりましたね。そちらのほうが暖房がきいていて、暖かいのです。フロア二階の廊下の隅が空いていたので、そこを寝床にしました。映画館フロアは暖房がなかったので、毛布一枚だと寒かったんですよね。暖かい場所で寝られる喜び。


 五日目の今日、同じ場所を寝床にしようと座っていると、通りすがりのおばちゃんに「あんたら寒そうやから、こっちに来ればいい」と言われました。近くに小さな会議室があります。段上の部屋に長机が並べられていました。スペースが広くて、長机の下にみなさん毛布を敷いて寝ていました。


 空いている場所もあったので、お言葉に甘えてこちらの部屋に移動。


 いやぁ、机があるのは嬉しいですね。久し振りにノートパソコンを広げました。被災当時、家から脱出したあと、荷物を取りに決死の覚悟で潜入して、最初に持ち出したものです。


 命の次に大事なもの? 小説のデータ(パソコン)に決まってるだろ!


 貴重品とともにずっとリュックに入れて持ち歩いています。壊れていないか心配でしたが、無事でした。こちらのエピソードもパソコンで書いています。


 ちょっとずつ快適になっていくのは嬉しいですね。


 ではでは~。


 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る