霊体(アニマ)について
目次
【第一項:
【第二項:後天宿主と先天宿主】
<コルネリウスの壺・穴だらけの壺>
【第三項:契約】
【第四項:パス】
_____________________________________
【第一項:
概要:
その為、全ての
危機への適応本能とも呼ばれるこの
分かりやすい例で言うと、分限魔術などで分かる身体能力や
つまり、この
【第二項:後天宿主・先天宿主・同質宿主】
概要:人間が
この違いを説明する上で良く用いられる言葉は『人間と神は肉体の方に
これは、人間と神が物質的世界の住人である事に対して、精霊・悪魔は霊的世界の住人であるからであり、それぞれのせかいの法則が異なる為である。
このように環境に適応し続けた結果として、後天的に
そして、上記の二つとは異なり、神だけは先天宿主でもなく後天宿主でもない。
彼らは肉体の方が本体であるが、彼らの肉体は全て、
その為、
故に神たちは、後天宿主でもなく先天宿主でもなく、同質宿主と呼ばれる。
<コルネリウスの壺・穴だらけの壺>
概要:後天宿主の最大の特徴は、
対して、精霊・悪魔・神などの先天宿主は、
このメカニズムは未だ詳しく解明されてはいないが、最も有力な説として——『後天宿主が持つ
このコルネリウスの壺に照らし合わせると、人間の
だが、そうではない事実を
コルネリオスの壺と比較して提唱されたこの説は、神や精霊の身体を『穴だらけの壺』に例え、
【第三項:契約】
概要:上記のコルネリオスの壺と穴だらけの壺の説を踏まえると、後天宿主と先天宿主の最大の違いはここであると考える事が出来る。彼らの肉体は何らかの要因で
精霊や悪魔の
この波動領域は、この世界と同じ座標にありながら、この世界とは完全に混ざり合わない世界と言われ、人々は当たり前に認識している世界を物理的な世界とするならば、彼らの波動領域は霊的な世界と説明される。多くの学者たちは、この波動領域こそが
『確かに我々は
彼ら精霊・悪魔の言葉から憶測するに、彼らの
しかし、彼らの本体である
その為、彼らは自らの生命とも言える
神も精霊や悪魔と同様で、
しかし彼ら神は同質宿主と呼ばれる特殊な存在であり、自らの肉体を構成する為に、自身の意志とは関係なしに自らの
その為、自らの肉体を構成する事が困難になり、最終的に肉体が崩壊してしまう。
彼らは常に人間たちに対して『信仰』を求めるが、それhが『信仰』こそが精霊や悪魔で言うところの『契約』だからである。人間が彼らを信仰する事で、神と人間との
<契約>
概要:契約とは、精霊・悪魔・神たちが自身の持つ
一般的に精霊・悪魔が出来る契約は『融合契約』『仮契約』『簡易契約』の三つであり、神が出来る契約は『信仰』『眷属化』の二つである。
この契約には以下の五種類が存在する。
『融合契約』
概要:精霊・悪魔の側から人間の
契約者である人間は契約精霊・悪魔の力を、自らが保有する
このデメリットの最大の要点は、融合契約の影響により契約者の
つまり、半分、精霊や悪魔と同様の存在になってしまい、精霊や悪魔と同様に
後天宿主としての性質も持ち合わせている為、肉体から完全に
また、無理矢理に精霊・悪魔の
精霊・悪魔の融合契約は、上記のようにメリットもある反面、デメリットも非常に大きい。もし、どちらかの裏切りにより一方的に契約が切られるような事があれば、そのままどちらも死亡してしまうからである。
この融合契約が解除される場合は、特殊な魔道具を用いるか、契約者、若しくは契約精霊・悪魔が死亡しなど、パスが自然消滅するような場合を除きあり得ない。
『仮契約』
概要:概要:精霊・悪魔の側から人間の
基本的にパスというものは、一度開くとゆっくりと時間をかけて閉じて行く。融合契約が一生ものと言われるのは、融合契約で開くパスの大きさが非常に大きく、自然に閉じるまでの時間が、人間の寿命を大きく上回るからである。
その期間は数前年とも数万年とも言われており、仮契約というのはこのパスが閉じるまでの期間を、開くパスを小さくすることによって、非常に短い期間に抑える契約の事である。
基本的には融合契約の縮小版という事で、もし仮に、どちらかの裏切りにより一方的に契約が切れるような事があっても、両者の
ただし、契約者が得られる精霊・悪魔の力は非常に小さい。
『簡易契約』
概要:上記の二つの契約とは違い、簡易契約は人間の側から精霊・悪魔たちへとパスを開く。また、最大の違いとして両者の
この一方通行のパスを通って送られて来た
『信仰』
概要:神の契約は、精霊や悪魔とは異なる。彼らは精霊や悪魔に本質的には近い存在であると言われているが、その存在を維持する為に必要な
このパスを通して人間から神へ
また、彼らはこの世界そのものが持つ
神は、自らの肉体を構築し続ける為に、常に自らの
その為、マナの場の法則による
『眷属化』
概要:『信仰』によって、人間と神の
これによって、人間の
肉体を構築し続ける為に人間は莫大な
この一種の隷属関係が、眷属化である。
眷属となった人間は限定的に神の力を振るう事が出来るが、神が消滅するまでは、死んでも隷属し続ける事になり、実質的に不老不死の存在になる。しかし、これは死んでも解放されることが無いという事と同義であり、『眷属化』は別名、『神の呪い』とも呼ばれている。
また、眷属化は神側もデメリットが非常に大きく、契約者である人間へ、常に
【第四項:パス】
概要:精霊・悪魔・神と人間の
_____________________________________
※後書き
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