ケモペディア
楠井飾人
元ネタ
時代背景について
※前書き
作中の時代背景の元ネタです。
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時代背景の元ネタは、重商主義により国が貴金属を溜め込み、絶対王政が確立された近世ヨーロッパの三十年戦争——カトリックとプロテスタント、ハプスブルク家とブルボン家の抗争を背景とする宗教戦争——が終わった辺りの時代背景を元に色々いじった世界観となっています。
三十年戦争を終えているという事で既に作中では軍事革命が起きており、戦争史に銃が登場していますが、魔法や魔獣の存在、また銃の効かない超人的な身体能力を持った英雄や異人種、魔具や魔道具、作中内の歴史的背景の理由から、『戦争において銃はメインの武装ではあるが、超人同士や魔獣相手などの銃が効かない相手には、まだまだ他の武装が現役』という扱いをして行こうと思います。(でも、銃は出します!)
一応、近世ヨーロッパ(ルネサンス期・宗教改革・大航海時代の15世紀 - 16世紀前半)から、市民革命・産業革命の時代前の18世紀後半 - 19世紀初頭まで)がモデルという事で、ギリギリ18世紀初頭に登場した蒸気機関が出せそうなので、ニューコメンの大気圧を利用した蒸気機関の排水ポンプと、フランスの軍事技術者だったニコラ=ジョゼフ・キュニョーが制作した砲車の構造を利用したトロッコ列車みたいな位は出そうと思っています。
因みに、シー達がいる世界である『大領界』に関してですが、これは惑星のような球体の世界ではなく、世界全体が平面・円盤状の世界となっており、その円盤の大地が宇宙くらいに広がっているという設定です。
本作ケモミミのサーガは、その大領界の中の『ユーダイモニアの領界』と呼ばれる極々一部の小さな領域を舞台としている設定です。
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※後書き
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