日記十年

2024.1.23 日記を続けられない僕に宿る残弾

　継続は力なり。裏を返せば、継続それそのものが力になるほど容易ならざるものなり。在る人の言葉です。

　嘘、今てきと〜に考えました。

　日記、続かないんですよね。このカクヨムでの日記も抜けがありますし、紙の日記も毎日は続かない。疲れ果てて書けない、ドタバタして書けない、書くことがない。理由は何でもいいですしいくらでもありますが、抜けた日があればつどつど思うのです。

　うわー。

　書けなかったか〜。

　それだけか。それだけだ。

　そんなあなたにそんなわたしに、おひとつだけコツをば。

　日記は、書けなかったことによって、書けなかったというネタになる！

　これは素晴らしいことですよ。

　まず、書くことがないという悩みが一日分無くなる。そして、なぜ昨日書けなかったのか、というテーマにより、自己分析ができ成長につながる。言い訳のトレーニングにもなる。言い訳というのは常日頃からやっておかないとスラスラ出てこないのです。バリエーションも考えておきましょう。

　敢えて書かなかったのだ！ワハハ。

　会えない時間が愛を育てるんだぜ。

　この空白がボディブローのように後から効いてくるのだ、フフフ……。

　もう少し建設的な言い訳をすべきでは……。

　何日だって放置したって構わないでしょう。再開すれば一瞬で転じて笑い話。よっ久しぶりだねという軽い気持ちで再開の喜びをささやかに感じれば、それで宜しいと思っております。

　つーかそれくらいの心持ちじゃないと10年も続かねーよ。

　有朋自遠方来、 不亦楽乎。我が日記には、せいぜいそんな気持ちで僕を迎えてもらうとします。