第11話 この部屋に誰かがいる

これは今日(2022年3月13日)に見た夢です。



◇◆◇◆◇◆



私はその時寝ていました。

私は寝る時に必ずL字型の枕とヘアバンド型のイヤホンをして寝てるのですが徐々にL字型の枕が動いていきます。

寝てる際に動くのはしょっちゅうあるのですが今回はかなり動き、私自身も少し頭が起き掛けてたのですぐに気付き、すぐに戻しました。

ですが少しズレる早さが早くなります。


(俺…こんなに寝相悪いっけ…?)


私自身、寝返り打ってるのか?と勘違いする程寝相はいい方だと思ってるのですが、このズレはかなり強く…


………というか………



誰かに引っ張られてるような……?



一気に脳が覚醒しますがもしもその存在が見えてたらというのを前提にして見えてないように振る舞います。


「んー、そろそろ起きるか…」


呑気に乗ったそう言いますが心臓バクバクですw

メガネを取ってすぐ下に降り、飾っていた模造刀を握り、何が来てもすぐに対応出来るようにします。


(何何何!?なんかいるの!?)


すると横に知らない男性がいました。


…誰?


またその後ろにはこのアパートを提供してくれた不動産会社の人が。

その人によるとこの部屋に何かがいるのは少し前から分かってて祓える人を呼んだとの事。


…いや、それはいいけど事前に言ってよ…


ふと上を見ると──────顔面が血だらけでこちらを覗き見てる人影が…


いるうううぅぅぅぅうううう!?!?!?!?


その霊媒師(?)が上を見ましたがすぐに頭を引っ込めました。


いやそこにいるんです…マジで…


その向かい、エアコンがある所からもこちらを覗き見てる人影が…


そっちにもおおおおぉぉぉぉおおおお!?!?!?!?


いやここどんだけいるんだよ!?


ですが霊媒師は気付きません。

あ、これ霊媒師気付いたら俺ら終わるパターンだ…

霊媒師に札を借り、玄関に飾ってあった模造刀の小太刀を持って一歩一歩、音を立てずにロフトに上がります。

そして上がりきる前に一旦止まり、小太刀を逆手に(何かいたら投げられるように)持ち、足に力を込めます。


そして、一気に上がりその何かに小太刀を投げようと───────したけどいませんでした。



ですよねえええぇぇぇえええ!!!!!!!!


そりゃ消そうとしてんだもん!

そこにずっといるわけないやん!


ハァ…と頭が下に向きます。

けど…その視線の隅にいるんですよね……



血だらけの手が…………



て事はだよ?

横にいるっていう訳だ。

ねぇ、泣いていい?

ここら辺本当は霊媒師の仕事じゃない?

その人下で職務放棄してない?

けど、一つラッキーな事が。


小太刀はまだ逆手で床に着いてる。


小太刀を持つ手は右。

つまり…殺ろうと思えば────殺れる。

深呼吸し、首目掛けてその状態から一気に小太刀を突き刺─────そうと思ったけど首が無かった。

そして


「おはよ」


そう言われて本当に目が覚めました。

正直ここまで怖い夢は久々でした…



​───────​───────​───────



怖くない夢を見させてくれ…

またお越し下さいm(_ _)m

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