第9話 祈織ママと龍耶ママ(第二部番外編)

「ママみてみて〜」


「ん〜?どれどれ??」


「これ♪えへへ♡」


私は可愛い娘(その1)である莉愛に「ママみてみて〜」って言われ振り向いた。何その可愛い笑顔可愛すぎる〜♡そんな私と莉愛を何も言わずにジーッと見てくる何者かの視線があった。その正体は分かってる。そう。この視線の持ち主は...


「ねえ、りゅう。熱視線が凄いんだけど...」


「え?だって可愛い嫁と可愛い娘が楽しく会話してるんだよ??目に焼き付けなきゃだし」


「なっ!だから熱い視線送りすぎっ/////」


私の旦那もとい嫁である龍耶は真顔と真面目な声で素っ頓狂な事を口走ってた。いや、うん...分かってるんだけどね?顔良すぎるの自覚してほんと。私の心臓がいくつあっても足りないから。そんな事思ってると莉愛は龍耶に抱っこされてる志龍にこう言ったのである


「しりゅーしりゅー!りゅうママかっこいいよね♡しりゅーもそうおもうよね〜」


そんな志龍は龍耶の顔をジーッと見てると思ったら満面の笑みで微笑んでいた。娘達も虜にする私の龍耶さん強いし凄い


「それで私の嫁と娘は何の話してたのかな?」


「あ〜それの事なんだけど大した話じゃないよ。莉愛が愛龍おばあちゃんに買ってもらったぬいぐるみ見て見てって言ってきたからそれを見てお話してただけ」


「え?なにそれ聞いてない。愛龍母さんに後で電話しなきゃ」


これはこれは...愛龍お義母様が私達には内緒で可愛い孫にプレゼントしてたのね。愛龍お義母様らしいって言うか


「祈織は知ってたの?」


「わたしはシオンお義母様に聞いてたから...って!りゅうに言い忘れてた!!ごめんね!」アタフタ


「はぁ...私の嫁は天然さんだね。そんな祈織も可愛いから良いけど」ナデナデ


私はシオンお義母様に聞いてたのをすっかり忘れててアタフタしてたら龍耶が私を落ち着かせる為に頭を撫でていた。なにこの無自覚イケメンドラゴン。しかもサラッと可愛いって言ったわよ?


「ママたちなかよしだね〜♪しりゅー♡」ニコニコ

「あ〜♪あぁ〜♪」キャッキャ


それを見てた莉愛と志龍は私達を見ながらニコニコしていた。私達のやり取りは娘達には日常茶飯事であるらしい。それはそれで親としての威厳が...もう!龍耶のせいだからね!!

私のせいでもあるけど!


そんな私達、ドラゴンファミリーのほのぼのとした日常の1ページをお届けしました。また次の機会にお会いしましょ♪楽しみに待っててくださいね♪♪

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りゅうひめ番外編(EXTRA) 銀龍(ぎんりゅう) @nao_1988

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