第2話 聖地巡礼 その1
「な、何の騒ぎじゃ?!」
「おお、あのお方が!」
「あんなに大勢?!」
「信じられん……」
「王家に洗礼を施されているとの噂だったが」
「風に乗って現れるとか」
「雲を吐き出すときいたぞ」
「一体、後ろに何人いるんだ?!」
「みかんの皮を「ほ、本物「きゃー」だ!」むいてる!」
「こちらへ来る?!」
「名は、何と……?」
「マスターミカンゴッドボーイ様だよ」
「ミカンマスターゴールデンゴッドボーイ様だ!」
「違う違う!ゴッドミカンマスターゴールデンボーイ様だ!」
「かっこいい!」
「ありがたやありがたや」
「はやく私も浴びたい!!」
「白い部分がいいです」
「浴びると賢くなれると聞いた」
「ゴールデンミカンマスターゴッドボーイ様ァ!」
「さあぁ!一列に並べ!」
「はじめましょうか」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます