2024.08.29(木)

2024.08.29(木)


 彼女が来たら開封して一緒に飲もうと約束していたスコッチの〈バランタイン〉を実際に彼女にも飲んでもらった。わたしも同じ感想なんだけど、炭酸水割りよりも水割りの方が風味を損なわなくて楽しめるという判断だった。もともとバランタインが好きだったので彼女にも美味しいといってもらえて嬉しかった。


 3時半就寝、9時起床。


 9時半、きょうは彼女も一緒にいつもの買い物ルート。

 まずはいつも文芸誌の予約をしている書店に寄り、彼女が幸田文『雀の手帖』(新潮文庫)、わたしが安部公房『死に急ぐ鯨たち・もぐら日記』(新潮文庫)を購入する。

 その後、通常の買い物。夜に食べる用に砂肝と鶏の腿肉を購入。ほかにタカキベーカリーのバゲットや彼女の好物のカットスイカ、あとおやつの、飛騨娘3袋、えび満月、芋かりんとうなども購入。


 いつもここで買い物しているんだよということを伝えられて充実した時間を過すことができた。


 帰宅後、前に買っておいた幸水梨と、今回購入したカットスイカをごはん前のおやつとして彼女と食す。これで彼女とカットスイカを食べるのは二度目――というか今年は彼女といるときにしかスイカを食べていない。🍉があると喜んでもらえるのがわかっているからね!


 その後、昨日卵液に漬けこんであったフレンチトーストの焼きに入る。同時にオレンジのキャラメリゼと、バニラアイス(ハーゲンダッツ)、ミントの葉を用意する。キャラメリゼは、砂糖、水、コニャックで調理する。食べるときにメイプルシロップをかけながら。フレンチトーストもミリくらいで中に白い部分はあったものの、焼きは何とか及第点かというところ。喜んでもらえてよかった。


 食後、事前に彼女に買ってもらっていたトランプでカードゲームに興じる。

 はじめは、まあなんといいますか、「7ならべ」をやってみることに。二人で遊ぶ7ならべはなかなかにシュール。どっちがカードを止めているのかまるわかりだから、どの順番でカードを出すかだけの問題。いい訳だけど、とにかく開封したてなのですべてのカードが含まれているかの確認もこめてということにしよう。これは彼女の圧勝。負けました💦


 そしてつぎに「ポーカー」、10回勝負。


     彼女 0 3 3 1 1 0 0 2 F 0

   そうげん 0 1 3 1 1 0 2 1 1 0


 彼女の勝利で、6勝1敗3分け


 十回勝負で一回しか勝ててないの、わたしヤバいですかね。カード運がなさすぎ。

 ポーカーはわたしの完敗でした💦


 最後に遊んだカードゲームは「ババ抜き」。二人で遊ぶと、これはジョーカーをいかに相手に押し付けるかの勝負になる。札を配った段階でジョーカーは彼女の側にあるとわかっていたので、わたしはいかにババを引かないかに専念することに。

 手持ちが5枚になり、4枚になり、3枚になり。順調にあたりを引いて無傷。

 最後に彼女があと2枚、こちらが1枚になって、わたしのターン。

 これでジョーカーを引かなければわたしの勝ち、ということで彼女の表情の動きからどちらがジョーカーなのか予想したうえで札を引く。結果、無事あがり。

 ババ抜きはわたしの勝ちになった✨


 そしてリベンジに昨日に引き続き、「オセロ」を遊ぶ。

 今回はわたしが黒、彼女が白。

 片方の隅に黒の陣地を拡げていきながら、白の動向に注意する。どちらも長考タイプ。どちらがそれぞれの三列目に置くか、二列目に置かせるか、自分が隅に入るか、その攻防。将棋や囲碁を遊ぶときのような読みあいも面白い。今回もわたしが勝利。

 彼女はチェスができるようなのでいつか教えてもらおう♪


 その後、Switchの新作チェック。

 〈悪魔城ドラキュラ〉シリーズのコレクションが気になった。買うまではいかないまでも欲しいものリストには入れておいた。


 二人ともゲーム好きなので、Switchを起動していることもあってそのままモンハンタイムに雪崩れ込んだ。

『MHXX(モンスターハンターダブルクロス)』の緊急クエスト、イャンガルルガ戦に初挑戦。途中毒攻撃を喰らいながら、解毒薬を飲むタイミングで何度も攻撃を受けて一乙。しかしなんとか足引きずりまでもっていくことができた。追い詰めてしびれ罠を置いたまではよかったが、それがかなりマップのヘリの方だったためにガルルガがそこまで来てくれない。捕獲は諦めて肉弾で討伐までもっていった。ちょっと残念な狩りになったものの、クリアはクリア。これで★5クエストが出現する。

 ★5からは上位かと思っていたらまだだったらしい。

 ★5の旧砂漠「砂漠を喰らう」に挑戦する。目的は、ハプルボッカ3頭の狩猟。

 とにかくどの敵なのかわからなくてはじめはぐるっと各マップを周回してしまう。その後、はじめのほうのマップにいることを知って討伐を開始する。すぐに砂に潜るし、正面に立つとかみつき攻撃をしてくるしでなかなかまとまったダメージを入れることができない。

 結局一体目の討伐に20分以上かかる。二体目はそれよりすこし短い時間。しかし三体目がまた手間取って結局タイムオーバー。三体目の途中でこれは無理だとなって拠点で時間をつぶして終わった。つぎはもうすこし効率よく立ち回ってみたい。音爆弾は使ったことがないのでちゃんと活用するのも今後の課題か。★5ははじまったばかり。がんばろう。


 そこまで遊んで、見ているだけだった彼女にも『MHXX』を遊んでもらうことにした。彼女のアカウントではじめから遊んでもらった。2Gから変わっていない部分、けっこう変わった部分、いろいろ発見があって彼女も楽しんでくれたみたいだった。2Gから、3、そしていっきにワールドだったみたいなのでDSのころのタイトルは触っていなかった。武器種にスラアクもあったのでよかった。またプレイを見せてもらおう。


 そしてVitaTVを起動して、『MHP2G』も触ってもらった。わたし自身、2Gのときはプレイがポンコツだったので、ベテランの彼女に★1のクエストしか遊んでもらえないのはちょっと心残りだった。大型モンスターを狩れるレベルまでわたしのスキルが追いついていないからねえ💦

 しかし剥ぎ取りや、採掘、採集なんかの効果音を懐かしがってもらえたのは嬉しかった。


 ゲームはそこまでにして寝室で相撲を三番ほど取った。はっけよいのこったで組み合って彼女の押しにしばらく耐える。ある程度のところで手を伸ばしてふくらはぎのあたりを掴んでゆっくり後ろに倒す。そんな負け方に彼女は苦笑? 笑っていた。「負けるときはスローモーションになるんだって知らなかった」、と。乱暴に押したら狭い室内だから怪我しかねない。これくらいの遊びでいいんじゃないかなということで。ほかに、指相撲や腕相撲もやってみる。男女の差があるから楽しく遊べればいいかなと。


 そして書斎に戻ってきて、こちらは秋味、彼女には少しだけセコマのブランデー梅酒を用意して一緒に飲む。つまみは、彼女が前に贈ってくれていた〈大丸水産 浜焼き帆立貝 44g〉。しっとり食感の帆立だった。これはまたこれで美味しかった。北海道には美味しい物しかないのかと思ってしまう。

 同時に、2ch発祥のキャラがパッケージに描かれている岩塚製菓の〈バンザイ山椒〉も頂くことにした。ぴりりと山椒の風味が効いたかきもち風のあられ。刺激的でこれもよかった。


 食後、入浴。

 彼女がお風呂を使っている間に夕ごはんの準備をスタートする。


 きゅうりとわかめとちくわの酢の物、残りで、きゅうりちくわ、砂肝のソテー、鶏のから揚げ、かに玉あんかけ。

 お昼は天津飯を作る予定だったけれど、朝のフレンチトーストを食べる時間がお昼になってしまったので夜に上の部分だけ作ることになった。それゆえのかに玉あんかけ。だから夕食の作る予定だっただし巻きはお役御免と相成った。


 そして、彼女が今日買った『雀の手帖』をわたしも持っているので、自分の本棚から持ってきたこの本から3編ほど朗読した。

 内容は「猫じゃ」「刺子」「奇襲タイプ」。もともと新聞連載コラムだったようで、文庫見開き2ページで一篇が終わる。どれも小気味よいしゃれっ気を感じるものだった。


 途中、ザーサイと帆立貝柱のおつまみを食しながら日本酒をこくり。


 日が替る直前にこの29日が彼女と付き合って一周年の記念日ということで、買ってきてあったケーキを一緒に食すことにした。彼女がベリーとピスタチオのカスタードタルト、わたしがバタークリームマロンケーキ。「一周年おめでとう」のメッセージ付きのホワイトチョコのプレートを添えて記念撮影。用意したハーフボトルの辛口スパークリングも一緒に飲む。彼女のカスタードタルト、フィルムを外すと上に盛られたフルーツが緩やかに崩壊した(笑)


 この一年、一緒に過ごした時間はとても密度の濃いものだった。ちゃんと会って話す回数は少ないけれど、VCなどでやりとりしながら互いの気持ちを高め、深め合ってきたと思っている。大切な彼女だからこそ、まっすぐに向き合っていたい。だから裏切るような真似はしないし、するわけがない。次の一年も楽しい時間を過し、いまよりもお互いの想いが強くなるように心がけたいし、いまのこの気持ちを大切にしたい。


 彼女さま、この一年本当にありがとう。素敵な時間を送らせてもらっているよ。これからもよろしくね。


 という言葉を添えて、一周年記念の日記は終わりです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る