2024.05.04(土)

2024.05.04(土)


 勤務の休憩時間に二冊読み終える(フルで読み切ったわけではなく、どちらもあと残り僅かだったのを完走しただけなんだけど)。


 読み終えた1冊目は、ローダン71巻『死をはこぶ船』(ハヤカワ文庫SF)。70巻目を読み終えるのに一か月近くかかってしまったこともあって、71巻は気持ち早めに読み終えるようにしてみた。今回の巻では、ローリンの地球侵略の状(さま)が描かれた。アコン製転送機を利用して、途中3,000体のローリンが地球上に送り込まれたのだった。自身の身体を透明化することのできるローリンたちは基幹工場等重要インフラを狙い、地球上の核物質を使用して爆破してゆく。無辜の民も大勢殺された。ローリンの姿を可視化するための特製グラスが完成するのはまだ先のこと。当座の危機を乗り切るために、ローリンの敵であるポスビをアテにする。シンボル信号で地球にポスビを呼び寄せ、地表で猛威を振るうローリンを殲滅することができた。しかしポスビにもローリンにも地球のポジションが知られてしまうことになった。多くの敵を抱えることになったテラナー。今後、外敵に対して適切な防衛措置を取ることができるだろうか。


 2冊目が、ムアコックの〈永遠の戦士エルリック②〉『この世の彼方の海』(ハヤカワ文庫SF)。この巻で白子の皇子エルリックは、畏友ムーングラムと出会うことになる。そして宿敵セレブ・カーナとも対面を果たすことになった。セレブ・カーナはパン・タンの魔術師。人の身でありながら、魔法の力をよくする。人は己の修練のたまものによって魔法の使役を可能とする。他方、メルニボネ人は、存在そのものからして魔法と同属であり、意識するとせずとにかかわらず、呼吸するかのように魔法を操ることができる。またメルニボネの皇族には、混沌の神〈アリオッホ〉を呼び出すことが可能になる契約が過去に交されている。これもまた人と異なる点であった。しかし〈法〉と〈混沌〉の天秤のバランスを一方に傾けようとする行為によって、この世にどんな災厄がもたらされることか、これは後の巻によってあきらかになることだ。


 勤務の休憩時間はみっちり読書をして過ごした。


 4時打刻。外に出ると、きょうの東の空にはくっきりとした月の姿が見えた。有明の月。いま見てみると、月例は25.4。逆三日月といっていいかもしれない。雲一つないシャープな輪郭の月を見るのは久しぶりだった。さいきんはだいたい全天の大半に雲がかかっていたなと思いだされる。きょう、明日は気温が高くなるらしい。暦の上では明日5日はもう立夏。〈夏の気が立つ〉。これから暑くなってくるんだな、と。


 4時15分帰宅。彼女からのDMを見てみると、昨夜はどうやらコバエが飛び回って煩かったらしい。コバエというのは、わたしと彼女の間で言っている隠語で、いわゆる一昔前の「暴走族」、伊集院さん名づけるところの「珍走団」のことである。わたしの家も道路が近いから連休とか土日になるとたまにそのコバエがぶんぶん走り回る。うるさーいとなってしまうのである。その煩わしさ、五月蠅さ、それでコバエといっているわけだった。


 そしてかなり前から描いてくれていた彼女のイラスト、コードネーム〈端午の節句〉が完成したようだった。DMでイラストを贈ってくれていた。目も鮮やかな、それでいて落ち着いた、爽やかな配色の鯉のぼりのイラスト。毎回思うけど、よくこんなにうまい絵を描けるものだと感心する。わたしに絵心がないから余計そう思うのだけど、それにしても彼女の描くイラストはこれまでのものすべてお気に入りになっている。贈ってもらったらちゃんとPCに保存するようにしている。宝物が増えていく。


 VCで彼女と、ひさしぶりにちゃんとした食事を作りたいんだけどなと相談する。そのなかでヴィシソワーズがいいんじゃないかという話になった。今日の買い物で材料を買ってくることにする。


 朝はカップ麺のまるちゃん製造PB商品の〈天ぷらそば〉を食す。

 食後、彼女からの戴き物のお菓子、〈セコマ ごまどら焼き〉も食す。


 食後しばし仮眠。9時半覚醒。


 買い物では、きょうは普段買わないものをいろいろ購入した。このまえ買ってよかった、〈ネギ塩味付け帆立〉、ヴィシソワーズの材料、枇杷(5粒)、日本酒〈六方〉、そして節句に合わせて柏餅と粽(ちまき)を購入。六方は、こんど彼女が来てくれたときに日本酒体験をしてもらいたくて用意することにした。わたしもかなり好きな味なので気に入ってもらえるといいな。


 帰宅後、彼女の帰宅を待ってお昼ごはんにする。

 麻婆豆腐を温めて、きゅうりを切って、たくあんの残りと麹の入ったべったら漬けを炊き立てごはんで食す。

 彼女は買ってきたたこ焼きと、同じくきゅうりを切ったもの。きゅうりは私が彼女に合わせて同じメニューを用意したわけだった。


 2時前、就寝。

 6時起床。のち入浴。


 入浴後、買ってきた枇杷を食す。3粒を自分で食べて、1粒ずつ親に進呈。


 その後、できなかった今週分のSwitch新作チェックを敢行する。

 新作にめぼしいものはなかった(ただし先週発売のエメラルドビヨンドは視野に入り続けているのだった……)。

 ただしセール価格¥100で出ていた『Rustler 中世のならずもの』というソフトが気になってしまい、その低価格に惹かれ、購入を決めた。ちょっとしたおばかゲームとして持っておくのもありかなと思いまして。ちょっと〈グランドセフトオート〉みを感じるPVだった。どんなゲームなんだろう。また遊んでみよう。


 その後、昨日も少し遊んでいた『剣と魔法と学園モノ。』、通称――〈ととモノ。〉を遊ぶことにした。彼女は同じ時間に『テラリア』のつづきをプレイするようだった。

 ととモノは、とりあえずカリキュラムを受講してダンジョンへ初潜入する。PSP以来のプレイのためやや混乱する。ダンジョンからの帰還後、HPの回復手段がわからなくて混乱した。よく考えたらwizと同じで、回復職のMPを宿屋で無料回復したうえでダンジョンに戻って回復魔法を用い、仲間のHPを全快するというやり方だった! どうも治療室などに入って全快する、町に戻ると同時に全回復などといった親切設計のゲームになれきってしまっていて、自分も気持ちが緩んでしまっていたなと反省させられた。

 キャラがLv2になったところでいったん終了。


 つぎに同じくSwitchの『マリオメーカー2』のストーリーモードを2ステージだけ進める。

 遊びながら思う。

 マリオのキャラの動きは、プレイヤーを楽しませるためのベストバランスが考え抜かれていて素晴らしい。それは一作目のマリオからずっとそうだった気がする。ボタンを押してから実際にキャラが動き始めるまでのあいだに、一瞬の間があって、その間の取り方がうますぎる。ジャンプするのもダッシュするのも、ベストチューニングが施されている感じ。たまに遊ぶとその良さが実感される。


 その後、夕食にする。

 夕食は、帆立のネギ塩ソテー4粒、豚バラ薄切り肉とカブの葉の炒め物、白菜キムチ〈通の味〉、白米。

 ひさしぶりに通の味キムチを買ってみた。これは自分にはちょっと味が薄く感じられた。これなら袋に入った、ちょっと高いけれども同じメーカーの〈黄さんの手作りキムチ ミックス〉のほうが味がしっかりついていて、風味もよくて、こちらを選んでしまうなと思った。ちょっと残念。

 豚バラとカブの葉の炒め物に使用した調味料は、塩コショウ・醤油・牡蠣油・酒・砂糖・鶏がらスープの素。これはいい味付けだったのでごはんが美味しくなるメニューだった。


 彼女はうどんにしてくれていた。温かいうどん。彼女のお父さんも食べてくれて、美味しいと喜んでもらえたそうなので嬉しかった。乾麺だけどしっかりコシが感じられる商品。温かいのも冷たいのも気に入っている!


 食事中、青山さんの「ぼくらの国会」の最新回〈【ぼくらの国会・第726回】ニュースの尻尾「米軍リーダー アキリーノ司令官が習近平脅威論」〉を視聴。


《「ニュースの尻尾」685回目は、ハワイにある米インド太平洋軍のトップ、ジョン・クリストファー・アキリーノ司令官との面談における習近平脅威論についてお話ししております。》


https://www.youtube.com/watch?v=lMf5nWBxvuM


 食後、彼女からの戴き物のお菓子〈蔵生 ミルクチョコレート味〉を食す。

 こんなに薄いのに、しっかりした食べ応えで、気に入ってしまった。おいしい!


 その後、PSで彼女と一緒に『Diablo3』のネファレムリフトを一周だけ遊ぶ。難易度はトーメントⅢ。Ⅲだとなんとかなるか。


 ここで眠さが限界を迎えたので眠ることに。

 2時間くらい寝たら頭もすっきりするだろうか。


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