2024.01.08(月)

2024.01.08(月)


 日が替ってすぐくらいからどうやら雪が降り始めたらしい。どう逆立ちしてもきょうの帰宅時間は4時を回ってしまう。どこまで積もるものか、運任せにするしかないとあきらめる。昨日と同じように、仕事のラストの休憩時間(⇦ 今日は40分間だった)に、ポメラで昨日の日記を記す。今日はこの時間で書ききることができた。


 4時、タイムカードを打刻して帰宅の途に就く。どれくらい? おそらく5cmくらいは積もっていたか。しかし降り始めの日は、これくらいなら自転車に乗って帰ってこれると踏んで、雪の降る中、自転車を漕ぎ出だす。多少足に負荷はかかるけど、漕げないわけではない。息を切らしながら、家までの道のりを一度も足をつくことなく漕ぎきることができた。まあおかげで息は切れたんだけれどもね。


 頭やカバンの上にたっぷり雪を乗せて帰宅。玄関で払い落として家のなかへ。帰宅すると、親が昨晩食べていた簡易的なおでんを温めておいてくれたので、これをおつまみにさっと飲食することにした。合わせたのは、チューハイ。


 彼女ともVCで連絡がつく。


 しばらくして、ポメラ内の日記をPCに落として文章チェック。その後、カクヨムにアップロードする。


 その後、朝食をつくることに。

 朝食は、昨日の肉豆腐と、ウインナーと目玉焼き、ほうれん草のおひたし、白米、彼女からもらったセコマの〈増毛町の洋なしゼリー〉。ゼリーは洋ナシのピューレが入っていて、洋ナシを食べたときの、口の中に繊維が残る感覚がとても似ていてリアルな感じがした。かなりおいしかった。


 食後、これもセコマの〈十勝ブランデーハイボール〉をいただく。


 人心地ついた後は、おすすめ欄にあがってきていた2chの歴史的イベントについて振り返る動画を彼女と一緒に視聴することにした。〈2ch最大のバカ祭り!伝説の「田代まつり」について~〉と、〈サイバー戦争!?2ちゃんvs韓国ネチズンとの戦い~〉、そして〈2ちゃんブチギレ!「ギコ事件」と「のまネコ騒動」~〉、さらに〈ネット史上最大のイナゴ集団の帝国「ニュー速VIP」~〉の4本。すべて同じ配信者の手になる動画なんだけど面白くてついつい見てしまった。

 彼女も2chとはあまり接点がなかったけれど動画の内容はバラエティに富んでいるため、けっこう楽しんで見てくれているようだった。

 と、だいたいゼロ年代前半に起こったことで、わたしはときおり創作文芸板か、文学板の、贔屓の作家のスレッドを覗くだけだったので、上記のイベントについてはノータッチだった。ドストエフスキースレッドとか、中島敦スレッド。また、エターナルチャンピオンだったり、時の車輪といったファンタジーのスレッドをROMするのみだったので、変なところに落ち込むこともなくいまに至っている。

 わたしと2chのかかわりは、1999年に遊んでいたオンラインのMMORPGで、タイトルがスレッド名になっているもののなかに、わたしのプレイヤーネームが書き込まれたのが始まりだった。そのころから、2chは近寄りがたい雰囲気があって、怖いところという印象がつきまとっていた。そこにわたしの活動している名前が書かれたのだから、どうなるんだろうと内心、戦々恐々としていた。実際はなにも起こらなかったけれど、それからは2chもときおり見るようになったのだった。

 社会的な事件が発生する元凶になることもあれば、ささいなことから団結してちょっとした社会現象になっていったりもして、なんでも〈祭り〉にしていく人たちの行動が面白くもあるなと、動画を見ていて感じた。


 視聴後は、睡眠学習に伊集院さんの〈深夜の馬鹿力〉2004年03月08日の回を聴く。

 そのままがっつり寝込んで、覚醒したのは午後3時。


 どうやら夢を見ていたらしい。彼女にも見た夢の説明をかいつまんでした。


 遠くまで乗っていっていた原付が駐車中に盗まれてパーツごとに分解されてしまう。結局足がなくなって、それでも家に帰らなければならない。誰かに追われている感覚(警察なのか探偵なのか)があり、焦燥感に駆られながら、なんとか駅にたどり着く。そのまま最寄り駅まで乗ろうとするも今度は所持金が足りない。とにかく追っ手から身を隠しながら、乗れるところまで乗ろうと切符を買って乗り込むところまでを夢に見ていた。

 どうも新年に入ってから見る夢がことごとく穏当でなかったりする。もうすこし落ち着いた夢を見たいのだけどこればっかりはどうしようもないか。


 夕食は、スパゲッティアラビアータと、オリーブ油でソテーするカラスガレイ。アラビアータは、市販のレトルトの〈青の洞窟〉シリーズを使用する。パスタもディチェコの1.6mmなので、青の洞窟シリーズで統一したような形になった。


 食後、入浴。


 入浴後、例のごとく彼女と『MHWIB』に入って恒例の腕相撲大会へ。

 結果は、「〇=〇〇」。三勝一分け。今回もなんとか勝つことができた。引き分けになるとがぜんやる気が出てきてしまう。次こそは負けられないと、けっこうむきになっている。明日はどうかな。


 出勤前に一狩り。きょうは、ディノバルドとオドガロン亜種の二頭討伐クエストにする。そこまで痛くないだろうと余裕をもって挑んでいたけれど、そういうときこそ結構ダメージを喰らって危ないシーンが出てきたりする。ひやひやしながらも、なんとか討伐(捕獲)完了。


 その後、出勤へ。


 休憩時間にローダン61巻『トカゲたちの遺産』の前半部を読む。ベーコン苔を摂取したグッキーを含むテレポーター三人は作戦遂行終了までにまるまると太ってしまう予定だったのが、思考する船、ラボタックスⅢの好意によって、脂肪除去のシャワーを浴びさせてくれることになった。これにより三人は元の体形に復帰することができた。

 艦で待機していた太めの体形のレジナルド・ブル、通称ブリーは、グッキーとも歯に衣着せぬ発言をして楽しむような仲良しであったりもする。だからこそ、作戦から帰還してまるまる太っているであろうグッキーを見てからかってやるのを楽しみにしていたのだった。しかし戻ってきたグッキーの体形ははもとのまま。ブリーは目を点にする。

 ブリーは体形が元のままである理由を知りたがる。グッキーの口から語られた理由を知ったブリーは、自分の体についた脂肪も落としてもらいたいと密かに希望し、作戦終了後のラボタックスⅢの居所を知りたがったのだった。

 グッキーは言う。ラボタックスの脂肪除去シャワーに効果があるのは、ベーコン苔の摂取によってついた脂肪についてのみだと。だから、ブリーの体の肉は落とせないんだよと。

 落胆するブリー。

 しかしグッキーはさらにいう。

 いまのままでもブリーは素敵だよと。振り向いてくれる女の子もいるさ、きっと。 

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