アメリカンスポーツの部屋

2024/3/14 ＦＡ戦線

　来月後半にはトレードがありますが、ＦＡ戦線も活発になってきました。

　当たり前ですが、日本と異なり契約期間が切れると自動的にＦＡとなります。

　ということで、多くの選手が出て行き、やってくることになります。

　幸いにして、我がシカゴ・ベアーズには出て行かれたら困る選手はそれほど多くありません。

　それはそうだ、２年前は最下位、昨季も下から９番目、弱いチームに強い選手がいるわけない（一部例外あり）。

　それでも主力選手も出て行くもので第二レシーバーのムーニーはカーディナルズ、ジョーンズはファルコンズに移籍となりました。弱い時に頑張ってくれた選手には「悪かったねぇ、ウチ以外のところでプレーしていればもっと活躍できたのにねぇ」という申し訳なさがあるのも事実。

　しかもムーニーはＱＢがフィールズでなければもっと活躍できた印象はあります。新天地で頑張ってほしいものです。

　獲得の方は、イーグルズからプロボウラーのスウィフト、チャージャーズからＴＥのエヴェレット、ベテランセーフティのバードがここまで決定。

　ＲＢはハーバートに加えて、実績のあるスウィフト。

　ＴＥもクメットに加えてもう１人を強化。

　ドラフトで指名するだろう新人ＱＢ（ケイレブ・ウィリアムス）をバックアップする姿勢を見せています。悪くない動きですね。

　自チーム以外の大物となると、デリック・ヘンリーがレイヴンズに移籍。

　２年前までは最強のランナーでしたが、昨季はちょっとダウン。そろそろ勤続疲労が来そうな年齢ではありますが、ラン攻撃が強いレイヴンズではサポートも受けられるわけですし、以前の姿を取り戻せそうな予感もあります。

　ＲＢスウィフトを放出したイーグルスはジャイアンツのバークリーを獲得。実績だけなら戦力アップと言えそうです。