2024/1/25 Hall of Fame
日米共々野球の殿堂入り投票がありました。
日本では黒田博樹氏と谷繫元信氏が選出。
一方、MLBではエイドリアン・ベルトレーとジョー・マウアー、トッド・ヘルトンの三人が選出されました。
選ばれた人を見ると、まあ、知らない人ではないし「いいんじゃないの?」という感じはしますが、ただ、選ばれなかった人を見るとちょっと変わってくるところはありますね。
日本では岩瀬仁紀氏が選ばれなかったということで、セーブ歴代一位の選手が選ばれないというのはちょっとなぁというのはありますね。敵が多かった落合政権の時のストッパーというあたりが響いたのでしょうか。
アメリカを見ると、マウアーは稼働期間があまり長くなかったので、数字だけを見るともっと入って良さそうな選手は沢山います。
ただ、目安指数となりがちなWARが一番高いのはアレックス・ロドリゲスですが、彼の場合は禁止薬物が影を落としている感がありますね。
続いて、チェイス・アトリーとマニー・ラミレスもWARはベルトレー以外の2人よりは高いのですが、こちらはチームを移ったことが影響しているのでしょうか。
ラミレスがレッドソックスで一番打っていた時は本当に憎らしい存在でしたが、高知でプレーしたりしていましたからねぇ。
あとは日本でもプレーしていたアンドリュー・ジョーンズも届いていません。
正直、選ばれていない選手達の中に、マウアーより数字が良くて選ばれてしかるべき選手は結構いそうな気がしますが、マウアーもヘルトンも引退するまで同じチームで過ごしています。
選考する記者にも「彼はあのチームであんな活躍していたよな」と印象が残りやすい部分があるのかもしれませんね。
そう考えるとチームは移籍したけど、ロサンゼルス圏内に留まった大谷も今後の数字如何では可能性が増してくるのかもしれません。
来年はイチローやサバシアが濃厚とされています。
通算482Sのビリー・ワグナーが73.8%まで伸ばしていますので、「ここまで来たら入れてあげよう」となりそうな感がありますが、果たしてどうなるんでしょうかね。
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