　今朝、ニューイングランド・ペイトリオッツのＨＣ（ヘッドコーチ）ビル・ベリチックが「今シーズン限りでチームと離別する」という発表がありました。

　ＨＣ（日本的に言えば監督）とチームが離別する、という表現は中々珍しいですが、これはベリチックの功績故のことでしょう。

　彼はペイトリオッツで２４年間ＨＣを務め、その間に６回優勝しましたし、優勝しなかったシーズンもほとんど上位におりました。最後の２年こそ残念な成績でしたが、それまでの２２年間、ベリチックとトム・ブレイディによる「ペイトリオッツ王朝」なるものが確かに存在しておりました。

　その功績があるがゆえに事実上解任ではあるけれども、そういう表現にはしなかったのでしょう。

　とはいえ、ペイトリオッツファン以外には好かれていないというのはありますね。

　ホームで試合する時には攻守でボールを使い分けていたんじゃないかみたいな話もありましたし、ＭＬＢで言うならヒューストン・アストロズのような「ヒール役」でもありました。

　ま、私はベアーズ絡みでマニング兄が嫌いですので、マニング兄の天敵ということでブレイディを応援していましたが(笑)

　それにしても２４年というのは改めて見ても長い。

　日本のプロ野球だと２３年が最長（鶴岡一人）らしく、ＭＬＢでも２０年が最長。

　サッカーに目を向ければ４４年のギー・ルーが最長でしょうか。下部リーグまで向ければもっと上がいるかもしれませんけれど。

　ブレイディがいなくなり、ベリチックもいなくなりました。

　新しいペイトリオッツがどうなるのか、という話になるのでしょうけれど、もう散々勝ったんだし、これからは長期低迷してくれよと思っている人も多いのではないでしょうか(笑

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい