リーダーシップ論

 いい?

 稼ぐというのは「喰う」ということなの。

 稼げないリーダーは人殺しなの。

 モンスター退治?

 はあ?

 こんなの1人でやって。

 私たちは堅実に稼ぎます。

 あー。

 ふーん。

 お前がドラゴンを放ったんじゃないの?


 +


 あのね。

 クエストを受けていないなら、モンスターを倒しても報酬はなしよ。

 これって現実社会では「契約」のことなの。

 あー。

 あり得ないのよ。冒険者。

 はあ?

 こんな連中、使い捨てに決まってる。

 と言うか。

 報酬払う必要あるの?

 いやー。

 まあ、これは私が現代人だからか。

 中世の人間にとっては、約束を守るなんて当たり前なんだろうな。

 神がいるからよ。

 私は神なんて信じない。

 宗教家? パス。敬遠。

 あー。これなのよ。

 神のいない世界では契約書が全てよ。

 言い換えれば警察が全てなの。

 この世の治安は「暴力」で守るのよ。

 詐欺師は警察に任せるの。

 そちらで調べてください。


 +


 はあん。

 あー。

 ふーん。

 あー。

 あのね。

 聖書って六法全書だったのよ。

 神父様しか、ご存知なかったの。

 だけど、活版印刷が生まれたわ。

 教会の教えって法律だったの。

 法律の根拠は「聖書」だったの。

 教会は嘘をついていたの。

 教えに法的根拠はなかったの。

 革命よ。

 教会は政府だったの。

 倒されたのよ。

 これがルネッサンス。

 大航海時代へと続いて行くわ。


 +


 あー。

 最高神は「フェアネス」よ。

 お前が盗みをしたなら他人が盗みをしてもいい。

 あー。これね。

 警察が決めることなの。

 忙しい。

 盗みなんか取り締まってられるか。

 はい。

 殺人が横行している社会では盗みなんて合法なのよ。

 警察の手が空いたら違法になるわ。

 全ては警察次第なの。

 まあ、現場の人間だからね。

 いい?

 警察は命を賭けているのよ。

 彼らの都合が最優先よ。


 +


 と言ってもね。

 常識で考えて、ねーのよ。

 盗みの容認。

 警察がやらないなら民衆がやるわ。

 あー。

 そうね。モーセの十戒に行き着くの。

 ①唯一の神を信仰しろ。(裏切り禁止)

 ②偶像を作るな。(神は形なき物であると信仰せよ。人格神との取り引き禁止)

 ③神の名をみだりに唱えるな。(神頼みの禁止)

 ④安息日を守れ。(効率のいい労働を)

 ⑤父母を敬え。(親殺しの禁止)

 ⑥殺人禁止。(そのまんま)

 ⑦姦淫の禁止。(子供の親が誰か分からなくなる。男に金を踏み倒す口実を与える)

 ⑧盗むなかれ。(労働意欲の減退)

 ⑨隣人について偽証をするな。(密告禁止)

 ⑩隣人の家や財産を貪るな。(仲間同士の潰し合い禁止)

 うん。これ。

 要するに。仲間割れはやめろ。これが「法」だよ。

 逆に言おうか。敵は「法」を守ってくれない。

 実力行使だ。

 更に言えば。

 これらの法を守らない奴らは「敵」だ。

 殺していいんだよ。

 そちらで考えて。


 +


 ふーん。

 へえ。

 作家になりたい?

 はー。

 私は別に。

 リサーチした結果、そこまで儲かりそうな職業でもない。

 100万部売れる作家なんて一握りだ。

 あー。

 商売って「運」なんだよ。

 実力は関係ないと言うか。

 はあ。

 あー。

 いやー。

 あー。

 いや、やっぱり実力は関係ある。

 精進しろ。

 これでいい。

 そちらで調べて。


 +


 あー。

 いやー。

 ふーん。

 アイドルか。

 はあ。

 はあ?

 いやー。

 あー。

 うーん。あー。えーと。

 昭和のアイドルは、まず人気ありきなんだよな。

 歌歌いとしての。

 うん。

 つまり歌が上手いことが条件だ。

 と言うか人気歌手のことだったんだよな。アイドルって。

 はー。

 いつの間にか、逆転してるんだけど。

 アイドルを売り出すために、アイドルソングを作曲しようか。

 いやー。ずれてる。

 主客転倒。

 逆やっちゅーに。

 歌か。

 これだからTV好きは信用出来ない。審美眼がね。

 ふーん。

 あー。

 もうTUVEの時代だしな。

 アイドル?

 VTUVERでいいんだけど。


 +


 そちらで調べてください。

 あー。

 含みはないよ。

 いや、別に。

 あー。

 はあ。

 いやー。

 うーん。

 あー。

 いやー。

 はあ。

 それで?

 私が何か?

 あのさ。

 うーん。

 はあ。

 へえ。

 ふーん。

 はー。

 へー。

 いや。

 何も。

 ですから何?

 何をおっしゃりたいんですか。

 へえ。

 ふーん。

 はあ。

 いや。

 別に。

 いえ。

 あのー。

 はあ。

 へえ。

 ふーん。

 はあ。

 へえ。

 困ると言われてもな。

 別に。

 あのね。

 私はチームメンバーではありません。

 お前の擁護をする理由はありません。

 当たり前でしょう?

 

 +


 困るんだよな。

 国とはフィクションだ。

 国民国家? はあ。

 ほんの500年前は、殺し合いしてましたけど?

 はあ。

 あー。

 うーん。

 へえ。

 いやー。別に。

 日本国民なんてねえ。

 戦後復興のために団結してただけでは?

 バラバラが正しいんですよ。

 あー。

 分からないかな。いや。

 はー。

 ふーん。

 へー。

 うーん。

 あー。

 何だと。

 いやー。

 へえ。

 あのー。

 はあ。

 えー。

 うーん。

 いやー。

 あのー。

 へえ。

 ふーん。

 いや。

 あー。

 そうですか。へえ。

 面白いな。

 ふーん。

 いやー。これは要らない。何なんですか。

 これを買えと?

 あー。

 やめて。

 笑う。

 あのさ。

 えっと。

 えー。

 あのー。

 その。

 あのですね。

 いやー。

 あー。

 あのですね。あー。

 誰もがこういうサイトを見ていると思わないでください。

 知りませんよ。転生とか。

 はあ。

 いや、人気作なら知ってますけど。

 あー。

 あれストーリーないでしょう?

 萌えですらない。

 どうしようもないな。

 はあ。

 ですね。

 小説投稿サイトは数年前に見ました。

 素人の作品なんかに一喜一憂してもな。

 いやー。

 何も感動しなかった。どうしようもない。

 しょうもない。

 いやー。

 はあ。

 いえ、何が悪いんですか。

 そちらで考えてください。

 いや。

 私、リアル書店に行くんで。

 通販も使うんで。

 はあ。

 あのー。

 えー。

 要らんわ。

 あのさ。

 リアル書店に行く層が「本好き」です。

 こんなサイトが何。

 あのー。

 あのさ。

 うわー。

 疲れる。

 いやー。

 あのさ。

 えー。

 あの。

 どうしろと。

 いや。

 えーと。

 うわ。

 げ。

 何。あんた。

 いやー。

 本気なのか。

 何を言ってるのか分かってるのかな。

 あー。

 ふーん。

 へえ。

 あの。

 いやー。

 これを?

 はあ。

 へえ。

 ふーん。

 いえいえ。

 別に。

 いやー。

 うーん。

 あー。

 いえ。

 何も。

 へー。

 はあ。

 ふーん。

 はあ。

 いえ。

 あのー。

 何ですか。

 はあ。

 へえ。

 ふーん。

 だから?

 あのさ。

 えーとさ。

 うーん。

 あー。

 いやー。

 えーと。

 はあ。

 だから?

 あのね。

 いや。

 えーと。

 はあ。

 あの。

 いえ。

 あのさ。

 いや。

 あの。

 はあ。

 へえ。

 何やねんな。


 +


 いやー、疲れる。

 何なんだろう。

 はあ。

 いやー。

 100年経ってから評価される作家とかもいるしね。

 あー。

 いや。

 はあ。

 ふーん。

 いや。

 別に。

 あっはっは。

 はあ。

 へえ。

 ふーん。

 あー。

 いやー。

 うん。

 あー。

 はあ。

 あの。

 ええ?

 また?

 あの。

 えー。

 何。

 はあ。

 いえ。

 これを?

 はあ。

 いやー。

 あのさあ。

 パス。

 パスと言ったらパス。

 何なの。

 いやー。

 あの。

 えー。

 嫌。

 嫌です。


 +


 あのさあ。

 運ゲーにマジになる人間って何なの。

 あのさあ。

 アレはゲーム。

 バトルって運ゲー。

 剣聖? はあ?

 いや。

 運が良かっただけでしょうで終わるんだ。

 チンピラ扱い。リアルでは。

 あー。

 剣聖な。

 宮本武蔵と佐々木と。

 えーと。

 雷を斬ったっつーアホか。

 そのくらいしか知らん。

 うん。

 刀の国でも、このくらい。

 困ったことに。

 実戦を知らないんだよな。

 うん。

 浪人。

 風来坊。

 あー。変なことを言うけど。

 お抱えでないから、剣なんか極めてる余裕があるんだよ。

 働けよ。

 西洋圏で有名な剣士か。

 あー。

 円卓の騎士。

 コイツらも戦争はしていない。

 剣聖?

 これ歴史上いないんだけど。

 てか、円卓の騎士はフィクションか。ははは。


 +


 あー。造語なんだな。

 だから、定義なんか求めても無駄か。

 あー。

 うん。いやー。

 はあ。

 あの。

 いや、あの。

 はあ。

 へえ。

 いやー。

 あのー。

 えー。

 要らん。はあ。

 えー。

 うーん。

 小説を書くテクニック? あー。

 女の子を出せ。

 男は要らん。

 はあ。

 いや。おばさんも要らん。

 あー。

 女子供を守るのが男だ。

 これは揺るがないんだ。

 あー。

 ふーん。

 いやー。

 はあ。

 ふーん。

 へえ。

 いや。

 はあ。

 別に。

 いやー。

 どうしろと。

 はあ。

 冷血ですよ。何か。

 元料理部の仲間には、優しくするつもりですけど。

 あー。

 優しさって限りがあるんです。

 やたら配りません。

 はあ。

 義理チョコだって予算が。

 あー。そうですね。

 お前には義理チョコすらやらない関係だって、それだけです。

 はい。

 何か。

 ふーん。いえ。

 私は身内が大事なだけ。

 信用出来るのは元仲間だけだな。

 世界が戦争だと知っている。

 うん。

 両親ですら、もうな。

 あー。

 人格でなく能力が信用出来ない。

 この辺の機微、伝わらないのか。いや、そちらで考えてください。

 あー。

 お人好しは信用出来ない。

 神様を信じてるんだ。

 真面目にしてれば、いいことがあるよって。

 ガキなの。

 要らねえ。

 会長は大人だったな。

 現実は性悪説でしか回らないって弁えてた。


 +


 あー。

 はあ。

 あー。

 うーん。

 いやー。

 困ったね。

 勝つって運ゲーなんだよ。

 勝ちたい勝ちたいって言ってる奴は、最終的に宗教にハマるんだ。

 あー。

 うーん。

 はあ。

 神様転生か。

 あったなあ。

 はあ。

 いやー。

 うーん。

 へえ。

 神様が助けてくださるか。

 そんな善人に見えないんだけど。

 あー。

 どうしてコイツが?

 あのさ。

 うーん。

 はあ。

 いやー。

 あー。

 あのね。

 シリアスよりギャグの方が優秀なんだよ。

 分からんのか。

 あー。

 シリアス漫画って言い方しないでしょう?

 シリアスに商品価値ないの。

 バトル漫画かギャグ漫画。

 こういう言い方はする。

 スポーツ漫画、少年漫画、少女漫画ね。

 青年漫画。

 いや、これは「オッサン向け」って意味だけど。

 はー。

 いやー。

 別に。

 どうでもいい。

 あー。

 うん。

 はあ。

 いや。

 別に。

 あのさあ。

 デビュー出来たら、私があんたと付き合うとでも思ってる?

 あのさあ。

 私、好きな人がいるって言ったじゃない。

 あんたの考える幸せって「昭和の幸せ」なんだよ。

 誰が買うか。


 +


 そうだね。

 少年漫画がシリアス漫画だ。

 あー。

 悪い。飲まないとやってられない。

 こっちの方が大人。

 シリアス?

 はあ。

 現実でいいでしょう。

 ニュース観ろよ。

 うん。そうだね。

 朝昼夜のニュースがシリアス漫画。

 まあ、私の人生に影響はないしね。

 あー。

 ふーん。

 いや。

 そちらで考えてください。

 ふーん。

 へえ。

 はあ。

 いや。

 はあ。

 何だそれ。

 理解不能。

 いやー。

 凡人だなあ。

 つまらん。

 マジで言ってるの?

 あのさ。

 いや。

 ええー?

 本気?

 はあ。

 ないってば。

 この世界に必勝法なんてないんだよ。ボーイ。

 あーあ。

 うーん。

 いや。

 はあ。

 あのさ。

 何言ってるの。

 うわ。

 げ。

 ドン引き。

 何なんだ。

 マジで言ってるんだろうなあ。

 いやー。

 あのさ。

 そちらで調べてください。

 うわ。

 げ。

 何なんだ。

 何を喰えばこんな発想が。

 あー。

 はあ。

 あーあ。

 全部TVのパクリ。

 いやー。

 うーん。

 そちらで調べてください。

 うわ。

 あー。

 あのさ。

 ドラマになってないんだけど。これ。

 あー。

 うわ。

 何でや。

 おい。

 これを世に出すのか。初心者は。

 あー。

 いやー。

 うわ。


 +


 あー。

 何なんだかな。

 恥を知れとしか。

 うーん。

 いやー。

 はあ。

 あのさあ。

 うーん。

 ええー。

 この薄っぺらいヒロイン何。

 あのさあ。

 何のために、お前は作家を目指してるの。

 あのさあ。

 腐ってるよ。お前。

 こんな作品が代表作なんて。

 あーあ。

 何を言えばいいんだろう。

 そうだね。修羅場くぐってないんだろうね。

 能無しが。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る