毎日更新一週間やってみたよ!
どうも、熊ノ翁です。
自他ともに認める遅筆な熊なわけですが、今月の9月18日から24日まで、何を血迷ったのか一週間毎日更新チャレンジをやってみまして。
今日で見事一週間を迎えました。
今書いてるエッセイがちゃんと更新出来れば、とりあえずは一週間更新チャレンジ達成となります。
毎日更新。
なろう作家さんの間じゃ「効果あるよ」とか「やっても大して変わんねーよ」とか「大変だよ」とかまあ色々と言われてるわけですがな。
実際に一週間毎日更新やってみて、良かった点や悪かった点を今回は語っていきます。
「毎日更新って奴、いっちょ俺もやってみようかな。でもどんな感じなんだろ」とお迷いの物書きさんへの判断材料の一つとなることが出来れば幸いです。
つっても一週間ぽっちしかしてない上に、熊が書いてたのはエッセイですけども。
んじゃ行きます。
まずは、毎日更新をして良かった点について。
・書く習慣が出来る。
毎日更新とは、読んで字のごとく毎日更新する事なわけで。
それをこなす以上問答無用で書く習慣が身に付きます。
「あー今日はちょっとネタ出しだけにしとこう」とか「うーん、いいアイデアが出ないから今日のところは好きな小説読んで映画見てインプットの日にするかな!」とか、そんな言い訳許されません。
なろうに投稿する作品は「更新日時」が記載されますので、日付変更時までに書き上げなければ「あ、コイツ毎日更新してないな」というのがハタ目にも丸わかりになります。
Twitterなり何なりで「僕は毎日更新にチャレンジしてまーす!」等と言おうものなら恥ずかしい事間違い無し!
なのでまぁ、眠かろうがかったるかろうが、強制的に書くようにはなりますね。
もう、その、スランプがどうとかそういうの関係なくなるのかも。
詰まって書けなくなってる物書きさんの荒療治には良いかもです。
逆におもいくそスランプ悪化するかもですけども。
・作品に見切りを付けられる。
ええと、こりゃ物書きやってる方はわかるかと思うんですがな。
作品って手直ししたり設定練り込もうとすればいくらでも手を加えられる、修正できるわけじゃないですか。
要は、手間かけようと思ったら天井知らずに時間使えるんすよね。
それもまた、作品作りをする上での一つの方法ではあるんですが、沼にはまると延々と同じ作品を手直しし続けて一向に作品を仕上げることが出来ないって事態に陥ることもあるわけで。
その点毎日更新は、魔法が解けかけてるシンデレラばりに時間に追われる事になるわけで。
どんだけ手間かけて作りたいと思っても、どっかで見切り付けて表に出すことになるので、そういう意味では諦めがつきます。
それが本当に良いか悪いかはともかくとして「延々と作り終えたプロットをいじくりまわし続ける」というハツカネズミループからは抜け出せます。
これはまぁ、人によっては結構な利点になるかもしれませんね。
完璧主義が行き過ぎて筆がクッソ重くなってる物書きさんとか、結構いらっしゃるでしょうし。
・Twitterやら何やらに必要以上に時間を掛けなくなる。
熊の場合ですが。
毎日更新やりだしてから、確実にTwitterやる時間が減りました。
理由は簡単。
そんな時間なくなるから。
毎日更新してっと、尻に火が着いた状態がスタンダードになるので、正直何か別の事に長い時間を費やすというのが出来なくなります。
お陰で貰ってるリプやら感想やらへの返信が滞りまくってるわけですけども。
や、すいませんホント。
・やっぱ見てくれる人は増える、かも。
「毎日更新すると見てくれる人増えるよ」という意見があります。
てか、書籍化作家さんがランキング狙いで新作投稿する時とか、最初は大体毎日更新ですしね。
金や生活掛かってる人たちがこぞってやってるって事は、まあそんだけ効果は見込めるものなんでしょう。
全部の作品が全部の作品、作者の全員が全員毎日更新すれば読んでもらえるかってーと、さすがにそういう事は無いだろうとは思いますけども。
ただまあ、熊のエッセイに関しては効果がありました。
なろうさんでは今年の1月1日から始めていたこの熊エッセイ2022に関しては、毎日更新を始めた時点では日間週間月間ランキングのどこにも入ってはいませんでしたし、一日のPV数なんて一桁とかでした。
ですが、更新するようになってからはエッセイ部門の日間週間ランキングで一位を頂き、月間ランキングの方でもじわじわ順位を伸ばしてきてます。
もし「あーもうちょっと多くの人に自作読んでもらいたいな」とお思いの方でまだ毎日更新をした事が無い方は、一度は試してみるのも良いかもしれませんね。
とまあ、いい点はこんな所ですか。
さて、悪い点。
・マジでネタ切れがキツい!
ええとですね。
毎日更新するって事は毎日なんか書いて作品UPするって事なわけですが。
そんな毎日書くことなんてありません。
熊の場合、初日でネタが尽きてネットで話題をあさり続ける羽目になりました。
つーかこれ書いてる今ですら「あああああやっべえ! 書く事なんもねーよ! 今日が毎日更新チャレンジ最終日だってのによぉ! そ、そうだ! その事を書こう! 完全にワタクシ事になるから読者の皆さん興味なんて無いだろうけど、企画の最終日って事で許してくれるかも!? つーかもうネタ思いつかねーし時間も21時回って更新期限まで3時間切ってるし他に選択肢なんてありゃしねえ! 書くぞオラァ! 感想欄が荒れようが知った事か! やってやる、やってやるぞおお!」とか、そんな感じで書いてるわけで。
本気で書く事無くなるので、その日暮らしも良い所な物書きライフを送る事となります。
まあこの辺は、熊がまだ一週間しか経験してないからで、もっと長い間毎日更新していけば余裕も生まれてくるんでしょうけども。
とりあえず、話のストック持ってるってわけでもなければ、やり始めは結構キツいかもです。
つーか熊はキツいっす。
・のんびりインプット出来なくなる
熊は本読むのも映画見るのも好きなわけですがな。
「よーし、今日は仕事終わって家帰ったら、アマプラで気になってたあの映画見ちゃうぞー」とか、そういう事が出来なくなります。
つーか、見てても「ああ、あと〇時間後には更新だ……」と頭よぎって集中できなくなったりしますし。
書き上げて更新したらゆっくりゆとりを持って見れるのかというと「やべー明日何書こう」と頭抱えて結局そんなに見れなかったり。
んで現実逃避にyou tubeでロックマン2のプレイ動画見て現実逃避して、さらに事態が悪化するとか、そんな感じのよくわからん首の締め方してました。
今後熊が「ロックマン2の8ボス強さランキング」とかわけわからんエッセイ書き出したら「ああコイツ、もう本当に限界だったんだな」と生暖かい目で見てやってください。
・今までの活動が疎かになる。
こりゃまあ、ある種当たり前の事なんですが、毎日更新で時間を使う分、他の事で使っていた時間が削られます。
熊の場合なら読書冊数と映画視聴作品数が著しく減りました。
あと、遅れがちだったTwitterリプへの返信が、完全に滞りました。
まあ、この辺は優先順位次第だよなーと。
時間はどうやった所で有限なわけで、何を削って何に費やすかは人それぞれ最適解変わってきますやな。
・じっくり考えた話は作るの難しい
うん。
もうなんつーか、本当に余裕ないのよ。
そんな状況下でプロット組んで伏線張ってってのは、よほど書きなれてから、毎日更新が生活の一部として根付いてからでないと難しいんじゃないかなあって。
少なくとも、ストックゼロの状態で毎日更新始めて一週間ぽっちの経験じゃあ、熊はその領域には到達できませんでしたね。
エッセイにしても書きながら考えるようなスタイルで作ってましたし「レイアウト考えてー」とか、そんな余裕は結局最終日まで持てなかった。
とまあ、毎日更新実際やってみての熊の感じた良い点悪い点はこんなとこですかね!
もちろん執筆のスタイルは人それぞれ適正ありますし、毎日更新が向いてる人向いてない人、効果出る人出ない人、様々だともいます。
が、一度はチャレンジしても悪くは無いかなぁと、短い期間ですがやってみて思いましたです。
それではまた!
次回熊エッセイでお会いしませう!
数か月とか年単位で毎日更新してる人、ホントすげえよなぁ。
毎日更新一週間やってみたよ!……END
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