20 葛根湯とかマコモとか

 こんにちは。


 今朝も結局、起きられなかった……

 でも、そのおかげで、今は雨がザンザン降っていますが、頭痛はありません。

 当たり前の話ですが、寝るって、人の体にとってすごく重要なメンテナンスなんですね。


 しんどい時は食って寝て、ぼーっとする。

 心が沈んだ時は、太陽に当りながら散歩をする程度の体を運動をする。

 ほんと、これが最強なんだと思います。


 数年前に、葛根湯がいいよ、という話をいろんなところでしたのです。今でもそう思っています。風邪の引きはじめとか、免疫が低下して体が弱っていそうだなと思った時に飲むといいのです。即効性があるところが本当に凄い。

 例えば受験生とか、無理をしてでも出かけて力を発揮しないといけないような日に、体調が悪くなった時も、朝に飲んだら一時的に体を楽にしてくれる。

 なんだったら、肩こりがひどいとか、筋肉疲労で熱が体に溜まっているような、血の巡りがおかしい様な時も効いている気がしていて、悪寒を感じるようなときだけじゃなく、万能だなぁ~と思っているのだけれど、こればっかりは、私の勝手な思い込みなので、マネをする人がいても自己責任でお願いします(笑)


 しかし、昔からずっと残っているという事は、そう言う事なんだろうと思っていたのです。

 そうしたら、秋から旬の食材として葛があり、葛湯に代表にされるように、寒くなり始めたら葛を食す。というのが医食同源の1つなんだそうで。先人の知恵で、そうやって体を整えて来た歴史があるのです。

 その葛が葛根湯の主な材料なのだから、そりゃ、医食同源。そして、葛根湯も葛湯の上位互換なのだから効くはずです。


 しかし、あまり葛根湯がいいと広まり過ぎると製薬会社が儲けられないから、スポットライトは当てられず、古めかしい生活の知恵程度の扱いを受けている。

 葛なんて、夏は冷やした葛を体に入れて熱を取るし、本当に昔から人は薬としても食材としても、上手く使っていいたのだと思うのだけれど。


 最近、小耳にして気になっているのがマコモダケ。タケとついていますが、イネ科の植物っぽい感じの野菜です。

 昔、ひぃちゃんとあーちゃんと三人で道の駅ツアーをした時に買ったなぁ~と、思い出します。

 あの時は、ただただ、なかなかスーパーに並ばない珍しい野菜という認識で買っていたのですが、かなりの歴史を持ち、日本の生活に根付いた野菜みたいで。

 なのに不思議に忘れ去られてしまった食材。病気で弱った「陰の氣」を発している間に、効力を発揮してくれるそうで、昔の日本人はマコモの葉っぱを敷いて寝たり、食べたりして体を回復させたらしいのです。葉っぱは、しめ縄にも使われていたそうで。今はお米やもち米の藁を使用していますよね。後は、某神社では麻を使っていると聞きましたが。麻も人が生まれた時にへその緒を切るのが麻だったそうで。麻で作った着物も着ていただろうし。お米は言わずもがな、日本人と切っても切り離せない穀物です。

 という事は、マコモも古代の日本人にとって、身近で大切な者だったのだろうなぁと思うのだけれど、忘れ去れていた不思議。


 身近だった頃は、本当の稲のように実がなっていたのが、いつの間にか実がならなくなって、最近になって何もしていないのに突然、実が付くようになったらしい。

 実が付かない間は日本人から用途を忘れ去られ、また必要になる時代が来たから、実を付けたんだろうか。

 不思議だなぁと思う。というか、知らず知らずのうちに、いろんな事が整っているのだろうかと思ってしまう。

 

 それでいうと一昨年から、びっくりするくらい根菜を食べるのです。特に芋類と蓮根。そして、去年から小豆をすごく食べる機会が増えて、頻繁に食べている。

 旬の食材をバランスよく食べることが大切なことは当然ですが、体が欲している物を心で聞いて摂取する事が医食同源の基本なんだとしたら、根菜も小豆も、私にとって……というよりも私の家族にとって何かあるんだろうか?と思ってしまう。


 でもまぁ、とりあえず、そのうちマコモダケは注目される気がします。

 今回の頭痛で悩まれされていた、この約三日間、そんな話を聞いたものだから「マコモダケが食べたい~!」となっていたのですが、早々手に入る食材でも無いので残念でした。

 食べたい~となるのですから、やっぱり、遺伝子が覚えているんでしょうか。……ただのミーハー?



 とりあえず、このまま頭痛は消えて、明日お出かけできたらいいなと思っています。

 今晩も鰯の頭も信心から精神で、頭痛が治る音楽を聴きながら寝ようと思います。




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