野栗です🐾ずばり!!皆さんが、小説を始めたきっかけは!!??(瑠栄様企画 2024.9.8)
野栗(のぐり)と申します。
小説を書き始めて二年弱、カクヨム登録して一年半が過ぎました。
まさか自分が小説を、そして全く無関心だった定型詩(みそひともじ&五七五)にまで手を出すとは思っても見ませんでした。
小学校五年生の夏休み、自分で「お話」を書いてみようと思い立ち、自由研究として、自分で創作した「お話」を原稿用紙に書いたものを提出しました。内容は「どうしてマンボウのからだは半分なのか」などイソップの劣化版みたいなものだったように記憶しています。当時、「一休さん」の本を読んで、お寺の小僧さんの話を書きたい! と思ったのだけど、お寺の暮らしがわからなくて、仕方なくあきらめたことを覚えています。
「お話作り」は中一ぐらいまでやっていました。母親に見せては「ひとりよがりだ」等々くそみそにけなされる、ということが何度もあり、何となくやめてしまいました。今思うと、下手くそな子どもの字で、プロットもへったくれもないワケワカメな文章を読まされたら、普通の大人は困惑するのが当然です(夏休みの自由研究への担任のリアクションもありませんでした)。
それ以来、文芸創作からは一億光年の距離をおいて平凡な人生を歩んできました。昔の同僚が自己紹介で「俳句の結社に入っている」と言っていたことがありましたが、文字通り異世界の話をされているみたいな感じで、へー、ほー、はー、すごいねー(棒)、と何の感慨もありませんでした。
2022年夏にコロナ陽性(無症状)になり、二週間のステイホームを余儀なくされました。暇を持て余したあげく、スマホゲームの「俺の甲子園」に登録、生まれ故郷の徳島県の狸学校・県立太刀野山農林高校野球部、という設定をでっちあげて遊び始めました。弱っちい狸球児どもの連戦連敗ぶりを見ながら妄想がどんどん膨らみ、同年秋に最初の作品『ウチの名前は独孤琢(どっこ・たく)』を書き上げ、アルファポリスに投稿しました。
・アルファポリス版
https://www.alphapolis.co.jp/novel/610271956/465700030/episode/6503050
・カクヨム版(2023.1)
https://kakuyomu.jp/works/16817330652255129036
定型詩の方は、学校の授業がきっかけで子どもの頃からとにかく「詩」の類が大嫌いになり、詩集歌集句集は読むどころか、触ったことすら一度もありませんでした。カクヨム登録後、拙作を読んで頂いた方の「読み返し」が手っ取り早くできるという不純な理由で短歌・俳句を拝見しはじめました。心に刺さる一首、一句に次々と出会い、♥の連打+調子に乗って「返歌」に手を染めるまでに至りました。
*作者の皆様、いきなり「応援コメント」で駄句を返してしまい申しわけございませんm(__)m。
昨年、ついに初めて短歌の連作を試み、「小説」フォームにまとめました。
『こしおれたんか(ハードル競技、など)』
https://kakuyomu.jp/works/16817330657804768451
自分の心情を率直に表現できる面白さに目覚め、折あるごとにこしおれ&駄句をひり出し続けております。カクヨムという場での出会いに感謝です。ちなみに「詩」の方はいまだに苦手で、カクヨムでちょろっと拝見しては9割5分以上そっ閉じしております。
……というわけで、おもに「徳島×狸×高校野球」という阿波弁丸出しの与太を書きなぐり続けております。すでに複数の方より「読み手を選びますね」のお言葉をちょうだいしております。イソップの劣化版という部分が、小学生の頃と本質的に変わっていないのがお恥ずかしいところです。
阿波の狸球児🐾
https://kakuyomu.jp/users/yysh8226/collections/16817330662231372485
私事になりますが、『ウチ琢』をアルファポリスにUPした一か月後、物心つくころよりずっと私をかわいがってくれた伯母が逝去しました。
私の物語の軸は、この伯母をはじめ上の世代から聞いた徳島の古い話をもとにしております。そういう経緯もあり、私はコンテストには参加しない方針をとっております。人と比べる性質のものではないからです(狸球児一同:心配せんでええ! おまはんの与太やかし誰が読むで? この夏も半分以上が一ヶ月越えPV0記録達成だったでないで!)。
カクヨムという場で、皆様に出会えた幸せをかみしめております。
今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げますm(__)m
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