微修正版・自主企画に対する提案(阿井上夫様企画2023.6.26)

 カクヨムと出会って1年余、野栗はこの間実に多くの自主企画に参加いたしました。まずはじめに、企画を立ち上げられた皆様に、心から感謝の意を表します。


 多くのカクヨム先輩諸氏が異口同音に指摘されている通り、特に野栗のような不人気要素をこれでもかと詰め合わせた与太など、企画にポチっと参加しただけではほぼ読まれることはありません。読んでもらいたいと願う以上相応の努力が欠かせないことを、ここカクヨムの場で学びました。


 カクヨムの自主企画を巡る仕様について、以前よりいささか不便を感じているところがあります。


 まず、参加作品数を制限している企画ですが、投稿数が増えると、うっかり制限数より多く参加させてしまうことがどうしても起きると思います。参加側がメモなり控えなりとっておけばいいのかもしれませんが、何かとせわしない現代社会の中で、それはなかなか厳しいのではないでしょうか。


 企画側が設定した参加制限数を越えた時点で参加者側に「制限数を越えました」等の表示が出て、自動で参加を受けつけない仕様にすれば、お互い余計なストレスを溜めることもなくなるはずです。ジャンル・タグやレイティング、文字数の制限なども同様にできるのでは? と思うのですが、システムを運営されている側にとって、これは大きな負担になるのでしょうか?


 あと、ものが小説や詩歌など文芸作品がほとんどなので、学術論文のようにはっきりと分野を色分けするのが難しい部分があると思います。例えば「ライトノベル」や「ファンタジー」という言葉でイメージされるものが一人一人違い、千差万別なのは言をまたないところでしょう。


 恋愛作品を求めているのに、恋愛と全く関係のない作品を参加させるようなことは、もう語るに落ちるとしか言いようがありません。しかし、企画主の意図と自分の作品がずれていたらどうしよう? と感じて企画参加をためらい迷うことがあると思います。野栗も何度もためらった挙げ句、狸どもに背中を押され、鳴門の渦潮に飛び込む思いで参加したことがあります(カテゴリー違いの企画にうっかり迷い込んでしまったこともあります。企画主の皆様、お手数お掛けしてすみませんでした🙇)。


 企画主の皆様の方で、近況ノート等を利用して問い合わせできるようにして頂けると、本当に助かります(自主企画のページ内に、企画主が問い合わせを受け付けられる欄が設けられるようになればと思います)。実際、多くの企画主の皆様が各々工夫して問い合わせを受けておられ、ただただ感謝! です。


 時折、読み合い企画などで、碌に読みもしないで♥や★をつける方がおられる、という話を目にすることがあります。私自身も、★を頂いたのにPVが0のままで ?? となったことがあります。自分がされて釈然としないことを他者にするのは、あまり褒められたことではありませんね。ただ、何人かの方も言っておられますが、小説を何話かまとめて通読し、そのあと読んだ分に連続で♥を押しているので、外から見たら読みもせずに数秒おきに♥していると勘違いされることがあります。自分も読んでから押すことが多いので、そのへんは理解が広がることを望みます。


 また、自主企画一覧の中から気になった企画(個性あふれる企画が目白押しで、自分が参加できなくても気になるものがいくつもあります!)を、作品と同じようにマイページに入れることができたら本当に嬉しいです。


   ***


 2月に「【本棚】温故知新📖集まれ黎明期作品!」という自主企画を立ち上げました。2016年(カクヨム発足年)~17年3月末までに公開された作品および、同作品のスコップエッセイ、カクヨム黎明期に触れたエッセイや評論、セルフスコップ作品(2017年3月以前に執筆した自作を掘り起こしてカクヨムに公開した作品)を約1か月余の期間で募集しました。結果的に参加数は一桁でしたが、思い切って実施してよかったと感じております。


 参加内訳は以下の通りです。


  ・セルフスコップ作品 3

  ・黎明期公開作品   3

  ・スコップエッセイ  1


 ご参加いただいた皆様には心から感謝申し上げます。ありがとうございます!


 https://kakuyomu.jp/user_events/16818023214135188979


 企画は終わってしまいましたが、もし該当の作品がありましたら、この一文のコメント欄に是非! ご記入・ご紹介下さい。


 カクヨム発足から9年の月日がたって、この間立ち上がった自主企画も星の数になろうかと思います。特に、カクヨム黎明期にどんな企画があり、どのような作品が集ったか、探し出すのはかなり難しいのではないでしょうか?

 発足当時から今日までの自主企画を、カテゴリー別(大変だと思いますが)などで簡単に検索できれば、「埋もれた」作品への導線となり、読み専の方もスコップをされている方もヨムマラソン参加者の皆様も、活動の幅が広がると思います。また、自分が立ち上げた企画についてもきちんと控えていないと、たちまちのうちに自分がいつ、どんな企画を立てたかわからなくなってしまいます。(野栗は当面自作を入れて控えを取るようにしています)


 何分にもカクヨム歴が浅く、ネット関連の知識もないので的外れな部分が相当あるかと思います。ご指摘頂けましたら幸いです。


 ここまでご覧頂いた皆様に、心から感謝の意を表します。


 ありがとうございました🙇


 

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