2024♥野栗が質問・インタビュー企画に乗ったじょ
「読み合い」って何やの?――【注意喚起】「特定の作品へ誘導している」企画は削除される場合があると、カクヨムのガイドラインに明記されています。(あじさい様企画 2024.1.18)
自主企画を巡るあれこれ
「読み合い」って何やの?――【注意喚起】「特定の作品へ誘導している」企画は削除される場合があると、カクヨムのガイドラインに明記されています。(あじさい様企画 2024.1.18)
2024.1.23記
昨日で、めでたく? カクヨム登録・初投稿1周年を迎えました🎊
以前近況ノートに記したとおり、投稿→放置、ではほぼ確実に誰にも気づかれず、したがって誰にも読まれない、という当たり前の現実があることを知り、自主企画に積極的に参加するようになりました。
そして自主企画に作品を放り込んだだけでも、ほぼ確実に企画主以外には気づかれず、かつ、企画主がその気にならない限り誰にも読まれない、という至極当然の現実があります。
カクヨム発足当時はほとんどなかったという「読み合い」系自主企画は、多くの人が上記の現実を痛感しているところから生まれたと私は考えています。
今回の企画主様の指摘内容を、「企画内容」をみながらふりかえってみましょう。
(以下、引用)
(自主企画の)概要欄の末尾で自作を紹介するのはガイドライン違反です。
「主催者の特権」などというものは存在しません。
ついでに言いますと、ガイドラインを文字通りに解釈するなら、
・「読み合い」と称して主催者が「無条件で」応援(PV以外の読んだ痕跡)を与える企画
・「参加者同士で」応援やレビューなどの「相互評価」を「確約」している企画
・営利目的・販売促進目的の「営業」をしている企画
などもガイドライン違反です。(引用終)
企画主様も引用されている「カクヨムガイドライン」の「自主企画の利用について」の項目の全文は、以下の通りです。
自主企画は、ユーザーの方が自発的にカクヨム上でイベントを開催し参加者を募ったり、開催中のイベントへ参加したりするための機能です。
「主催者が参加作品に無条件でおすすめレビューや応援やフォローを与える」、「参加者同士で相互評価・ギフトの贈り合いを確約している」、「特定の作品へ誘導している」、「実際に出会うことを目的としている」、「営業、宣伝、勧誘、募集をしている」等の企画は削除する場合があります。また、他ユーザーに混乱や不信感を与える、コミュニケーショントラブルに発展する恐れがある時には、運営より連絡を差し上げる場合があります。なお、政治や宗教活動と捉えられる行為は、規約違反となります。(利用規約第14条1.19) (引用終)
私はコンテストに参加しない方針ですし、ランキングについても、上がったら嬉しいかも? ぐらいのゆる~い気持ちでいます。
「読み合い」は、「企画内容」を確認して無理のない範囲で参加しています。
★や♥やレビューが、コンテストやランキングなどに具体的にどのように影響するか、非常に疎いです。
今回の企画をきっかけに、改めて林立する「読み合い」企画を振り返ってみたいと思います(個々の企画内容を直接引用することは控えます)。的外れな内容になっている部分が相当あるかと思います。ご指摘頂けましたら幸甚です。
①企画主はより多様な作品に出会いたいと願っています。企画に参加して下さった作品は全部目を通し、読んだという痕跡(たぶん♥のことですね)を必ず残します。参加者同士でもどんどん読み合って、積極的にコメントや★を送るなどして、ぜひ交流を深めてください。
→ガイドライン的にはグレーゾーンになるのでしょうか? 私のような不人気街道驀進中の身には、神のようにありがたい企画です。どんなかたちでも読んでさえ頂ければ天にも昇る気持ち、という書き手さんは少なくないと思います。自分をブラッシュアップするためより多くの作品との出会いを模索する企画だと思いますし、他意はないと信じたいです。この企画については、万一、全部読めなかった場合は近況ノートなどで「読もうと思いましたが、予想より参加作品が多く、読み切れませんでした。すみません!」ときちんと報告するようにしたら、そんなに怒る人はいませんよね、ね、ね!
②~最後に、企画主催者の特権として、自分の代表作を貼り付けます。
――作品URL――
最後までお読みいただいた方の参加作品は、必ず読み返しに行きます。よろしくお願いします!
→たしかに、ガイドラインのどこにも「企画主催者の特権」云々の文言はありませんね。しかし、いち書き手の身で自主企画の一覧をひとつひとつ拝見する中で、この文言が十数個も出てきた日には、ああ、そういうものなのかな? と錯覚するのは無理ないことです。ですから、カクヨム登録1か月を経過して、満を持して自主企画を上げる時、愛する自作を末尾に「企画主催者の特権」という文言を付してURLを付す、そういうものだと思うのは、ごく自然なことです(私も勘違いしていました)。
もしも運営側が望ましくない、と判断するならば、「特定の作品へ誘導している」という漠然とした表現ではなく、もっと具体的に指摘すべきだと思うのです。
個人レベルでは「特権」をめぐっては今のところ、このように考えています。
「企画内容」の半分以上が企画主の作品URLで埋まってしまうような「自主企画」はまずいと思います。ただ、「企画主催者の特権」という文言ではなく、企画主の自己紹介の意味合いで「よかったら読んでくださいね」と自作URLを貼る分には、どのへんが不都合なのか皆目わかりません。
③~最後に、企画主の代表作を貼り付けます。
――作品URL――
最後までお読みいただき、レビュー(orフォローor応援コメント)して頂いた方の参加作品は必ず読み返し、レビュー(orフォローor応援コメント)を返します。
これはガイドラインの「主催者が参加作品に無条件でおすすめレビューや応援やフォローを与える」に引っ掛かる可能性がありそうです。個人的にはグレーゾーンなのかなと思います。一応「条件」は「自作を読んで〇〇して頂いた」と付されていますが、これはガイドラインの「特定の作品へ誘導している」が関係してくるかもですね。カクヨム1年目&コンテスト・ランキング無関心のひよっ子的には、誘導して何か具体的にどんな不都合が? とぶっちゃけ思います。
確かに、なりふり構わず作品の内容・レベルを顧みないまま★♥PVだけ集めてどうするの? という指摘は多くの方からなされているところだとは思います。私としては、この「★集め」に関しては「お好きにどうぞ」としか言いようがないです。同時に作品の内容やレベルに見合わない「評価」を集めているのが許せない! という向きもまた「お好きにどうぞ」としか言いようがないのです。
④辛口批評企画! 先着20作まで。企画主が参加作品最後まで通読し、気づいた部分や改善した方が良いと感じた点を忌憚なくコメントします。時間がかかるかもしれませんが、必ずコメントします。参加者同士の読み合い及び忌憚のない批評も強く推奨します!
→私が一番勉強になったのはこの種の企画でした。自作を通じて一番訴えたかったテーマが、これほどまでに相手に届かないのか、と思い知らされました。また、企画主のアドバイスや感想はあくまでも「それってあなたの感想」という部分もあるので、謙虚に受け止めると同時に、それに振り回されるようなことがないように、ということも学びました。これはガイドラインの「主催者が参加作品に無条件でおすすめレビューや応援やフォローを与える」に関わってくるのでしょうか? この種の企画のコメントは「♥」の応援コメント欄でなされるのがほとんどですし、各話ごとにコメントできる仕様は、自作のどの部分が指摘されているのかわかりやすく、この手の企画にうってつけだと思います。
⑤長編小説の読み合い企画! 参加者は、他の方の参加作品を最低3作品、1作品について最低10話読み、コメントを残すことをルールとします。企画主は可能な限り皆様の作品を回り、刺さった作品には★レビューします。また、企画主の作品にコメントを寄せて頂いた方の参加作品は、優先的に読ませて頂きます。
→最初からルールとして「企画内容」に明記され、それを納得の上参加する分には基本的に問題ない内容だと思います。「主催者が参加作品に無条件でおすすめレビューや応援やフォローを与える」というガイドラインについては、「必ず/絶対」ではなくあくまで「優先的に」という表現なのでセーフだと思います。このへん、他の方はどのように考えていらっしゃるのでしょうか。
⑥読んだら読み返す! 読み合い交流企画です。読まれたら、必ず相手の参加作を読み返すのがルールです。可能な限りコメントや★もつけて下さいね。
→この手の企画、よく目にします。個人的には、苦手分野(ファンタジー、百合薔薇含む恋愛系全般、SF、ミステリー等々多岐にわたる💦)の書き手さんに「読まれ」ても「読み返」せないので、この手の企画は基本、スルーしています。
この手の企画で「読み合いなので、お互いに必ずコメントを残して下さい。コメントをもらった側は、相手の作品を必ず読んでコメントして下さい。ルールは以上です」というバリエーションもよく目にします。ガイドラインの「参加者同士で」応援やレビューなどの「相互評価」を「確約」している企画、を文字通り解釈すれば違反、ということになりそうですが、企画参加の段階でこのルールを了承しているならば、目くじら立てる必要ある? と感じる部分があります。
ルール自体の妥当性も問われてくるところかもしれませんが、そのへんは、どうなのでしょうか? 類似の企画に「★やレビュー、コメント、PVほしい人大集合!」というのもあります。このへんも、個々の価値観に関わってくる部分だと思います。私は相手に評価を無理強いしさえしなければOK、とゆるく受け止めています。
今回、自主企画のあり方を問う企画が立ち上がったのをきっかけに、自分が今、何を感じ考えているかをまとめようと思い立ちました。
皆様の忌憚のないご意見、ご指摘お待ちしております。
最後に、主催者もとい筆者特権(笑)として、以前に企画参加した一文『自主企画に対する提案』を貼り付けます。
https://kakuyomu.jp/works/16817330654181304746/episodes/16817330659547529244
ここまでお読みいただき、ありがとうございました🐾
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